永野芽郁と山田裕貴が、1月7日に東京・渋谷MODIで開催された“月9”ドラマ「君が心をくれたから」(1月8日[月]スタート 毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系※初回は夜9:00-10:24)のフォトスポットお披露目イベントに登場。初回放送を前にトークショーを行い、撮影現場の雰囲気についてや、作品への思いを語った。
“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー
同ドラマは、主人公・逢原雨(永野)がかつて心を通わせた男性・朝野太陽(山田)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。脚本は純愛小説の名手・宇山佳佑が手掛け、演出を「ミステリと言う勿れ」シリーズなどの松山博昭が担当する。
永野扮(ふん)する雨が唯一“心を通わせた”男性・太陽を演じる山田。放送を前日に控えた心境を「芽郁ちゃん演じる雨の顔と表情を見ているだけで自然と僕は太陽でいられる、そんな撮影が10月くらいから続いていて、(当時)『まだ10月か、放送までもうちょっとあるな』と思っていたらあっという間に前日まで来ていて。それぐらい日々が充実してしっかり過ぎ去っていく時間を感じながら、ときには時間を忘れるような時を過ごして、ようやく見てもらえるんだなと本当にうれしいです」と明かす。
永野と山田は「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」(2021年、日本テレビ系)以来約2年ぶりの共演で、今作でも既に長い間撮影や取材をこなしてきたということで、トークショー中も息ピッタリだったが、撮影現場の雰囲気についても「とってもいいです」と口をそろえる。
スタッフの熱量に「すてきだなと思いました」
現場のスタッフの熱量も高いことを実感しているようで、山田が「“過酷な奇跡”というものを背負う雨ちゃんがいるのですが、そういったことが僕らに降りかかってくるタイミングのシーンで、スタッフさんも一緒になって『(物語の内容が)もうしんどい…』って言いながら、一体となってみんなが同じシーンに取り組んでいられることってなかなかないことだと思うので、すてきだなと思いました」と話すと、永野も「その通りだと思います」と共感していた。
そしてあらためて、今作について山田は「僕はこの作品がただのラブストーリーであったら絶対にやっていなかったと思います」とした上で、「絶対にいろんな人に届くメッセージ、すてきな愛と心が詰まった作品になっています。今年34歳で学生服を着るような作品です。普通やりません!ですが、芽郁ちゃんともう1回共演できる、この台本を読んですごくすてきだった。これはやらなければいけないと思って参加させてもらいました。たくさんの人に、このチームの全てが届くと信じています」と、熱い気持ちを吐露。
最後に永野は「本当に出演するキャスト、携わってくださっているスタッフさんみんなが『こんないい作品ができるのはすごく幸せ』と思いながら、日々撮影できていることをうれしく思います。私自身が撮影していながら、毎日当たり前に過ごしていることが当たり前じゃないんだなと気付かされ、もう一度自分と向き合うきっかけを頂いています。皆さんの毎週月曜日がより楽しいものになるように。ぜひ見ていただけたらうれしいです」と、ファンにメッセージを送った。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)