シリーズ累計興行収入1兆円超え、「ハリー・ポッター」&「ファンタスティック・ビースト」シリーズの見どころと共通点を紹介
J・K・ローリング氏が表現する「ハリポタ」と「ファンタビ」の関係性
今回紹介した「ハリー・ポッター」と「ファンタスティック・ビースト」は“同じ魔法界での出来事”を描いた作品だが、2作品の“時系列”に注目して作品を見るとより面白さを感じられておすすめだ。
まず、ハリーがホグワーツへ入学したのが1991年で、ニュートが魔法動物学者として出版活動をしていたのが1927年であることから、「ファンタスティック・ビースト」は「ハリー・ポッター」より60年以上前の物語であることが分かっている。
実際に「ハリー・ポッター」で登場した人や物が「ファンタスティック・ビースト」で描かれているシーンも。例えば、作中に登場するニュートの著書『幻の動物とその生息地』はホグワーツの教科書に採用されている。これは「ハリー・ポッターと賢者の石」冒頭でホグワーツからハリーに送られた手紙の中の“必要な教科書リスト”の中に掲載されていたことで明らかになった。
また、「ハリー・ポッターと賢者の石」でハリーたちが図書館の本で見た、不老不死になれるという“賢者の石”の持ち主、ニコラス・フラメルは実際に「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」に登場している。ニコラスは賢者の石により不老不死になり、ハリーたちがホグワーツに居た1992年の時点で、なんと665歳だったそうだ。
さらに、最恐の魔法使いで悪名高いグリンデルバルドは、「ハリー・ポッターと死の秘宝 part1」にて登場する。ヴォルデモートが魔法界最強の杖と言われる“ニワトコの杖”を探し求め、グリンデルバルドが幽閉される魔法界の牢獄「ヌルメンガード」に向かい、年老いたグリンデルバルドに杖のありかを訪ねているのだ。杖について聞かれたグリンデルバルドがヴォルデモートに何と答えたのかは、ぜひ作品で確かめてほしい。
このように、両シリーズを見比べると思わぬ共通点や時系列が明らかになり、魔法ワールドの世界をより堪能することができるだろう。
https://www.hulu.jp/features/wizardingworld_special
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