女優の剛力彩芽が、臼田あさ美主演の木曜ドラマ23「夫婦の秘密」(毎週木曜夜11:00-11:54、BS-TBS/TVer、Netflixにて配信)に出演中。同作で剛力は、カフェ「ルルド」のオーナー兼パティシエで、主人公の穂花(臼田)が何かと頼りにする友人・植村翠を演じている。このたび、WEBザテレビジョンではBS民放の連続ドラマ初出演の剛力にインタビューを実施。ドラマの見どころや共演者とのエピソードを語ってくれた他、2022年1月以来約2年ぶりの連ドラ出演となった剛力に撮影を振り返ってもらった。
登場人物全員が裏の顔を持つ”愛憎・闇堕ち“ミステリー
同作は、「サワコ~それは果てなき復讐」(2022年、BS-TBS)を手掛けた武井彩、蓼内健太によるオリジナル脚本。花屋を営む夫婦と近所でカフェを営む女店主、彼らを取り巻く人たちの一見、幸せそうな日常とは裏腹にダークサイドを描く、登場人物全員が裏の顔を持つ欺瞞(ぎまん)に満ちた”愛憎・闇堕ち“ミステリー。
本当の自分を隠して作りあげた偽りの幸せ、1通の手紙をきっかけに裂けていく夫婦、友人の絆。次々と明らかになる秘密と裏の顔を予想のつかない展開で描く。一緒に暮らしている夫や妻が、あなたの知っている人物ではなかったら、周囲にいる友人が、あなたを陥れようとしていたら…疑惑は嫉妬や執着を生み、やがて裏切りや復讐に発展していく。
翠は「変わらないものがあるからこそ変われない」
――剛力さん演じる植村翠はどのような人物ですか?
翠はお嬢様という設定なので、きっと真面目に育ちながらも、元はすごく明るい子だったんだろうなと思います。ですが、いろんなことを経て、大人になってから現在の性格になったんじゃないかなと。ベースに変わらないものがあるからこそ変われないといいますか、お芝居していて少し子供っぽいなと思う瞬間が多かったです。
どこか大人になりきれていないからか、前半では翠はお姉さんになりたがっている印象があります。“周りの人の世話をしたい!”という思いが強い女の子なのですが、この作品の登場人物の中では一番人間味があるんじゃないかなと思っています。
ちなみに現場の空き時間で「一番サイコパスは誰だ?」という話題になったのですが、最も多かった意見は山下くん演じる真白です(笑)。みんな変わっているんですけどね!