重岡大毅主演、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗らが出演する映画「ある閉ざされた雪の山荘で」が1月12日より全国公開中。1月14日から16日にかけて、大阪・名古屋・北海道で同作の舞台あいさつイベントが行われ、重岡、間宮、中条が出席した。
重岡大毅が東野圭吾作品で映画単独初主演
本作は、“国民的作家”である東野圭吾が、1992年に発表した長編小説の実写映画化作品。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる。
映画単独初主演となる重岡は、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である主人公・久我和幸を熱演する。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込み、演じ切った。メガホンを取ったのは、映画「荒川アンダーザブリッジ」(2012年)、映画「ステップ」(2020年)、映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(2021年)などを手掛けてきた飯塚健監督。
重岡大毅と中条あやみが大阪で地元トークを繰り広げる
公開初日の1月12日から1月14日までの週末3日間で2.19億円の興行収入を記録し、実写邦画第1位のスタートを切った本作。1月13日に「SDGs推進 TGC しずおか 2024」にサプライズ登場した重岡、間宮、中条は、1月14日には大阪・TOHOシネマズなんばとTOHOシネマズ梅田にも登壇した。
「SDGs推進 TGC しずおか 2024」にて、“TGCクイーン”中条のランウェイを見た重岡は「どうやったら大人の色気出るんやろな?」と舞台あいさつの前から大人の色気に興味津々。「色気を獲得したい」と2024年の抱負を語ったものの、間宮から「色気がある主演俳優の舞台あいさつ」っていうテーマでやってみたら、と提案された重岡は「そんなん無理や!俺の良さ全部なくなる!」と即答し、早くも“いつも通り”の爆笑をさそってイベントがスタートした。
また翌日、大阪にて重岡と中条が地元トークを繰り広げる中、阪神タイガースの大ファンとして知られる間宮は、2023年の阪神タイガース優勝時にニュースに映った人物の声が重岡に似ていたエピソードを披露。
あまりにも似ていたようで、重岡はまさにニュースの物まねも披露し、「あの時、マネージャーからも『重岡さんじゃないですよね?』」と確認の連絡が入るほどそっくりだったと明かしつつも、疑惑を否定。中条から「やりそうだもんね(笑)」と言われると慌てて「やらへんよ!」と突っ込んでいた。
重岡と中条の他にも関西人が多かったことから、かなりにぎやかな撮影現場になっていたようで、一人で冷静だったという間宮が「二人がまさに2トップだった。とにかく明るかった」と語ると、「楽しかった!」と二人も声をそろえるなどシリアスな展開の物語ながらも和気あいあいの現場だったことを明かしていた。