俳優の山崎賢人が、1月19日に都内で開催された映画「ゴールデンカムイ」の初日舞台あいさつに、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、勝矢、玉木宏、舘ひろし、久保茂昭監督と共に登場した。
山崎賢人が感無量「初日を迎えられて本当にうれしく思います」
同作品は、累計発行部数2500万部を突破する同名人気コミックを映画化したもので、明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリー&サバイバル・アクション。
二〇三高地での戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた日露戦争の英雄・杉元佐一(山崎)は、ある目的のために北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男性「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、網走監獄に収監後、そのありかを記した刺青を24人の囚人の体に彫り、彼らを脱獄させた。刺青は24人全員で1つの暗号になるという。そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、アイヌの少女・アシリパ(山田)が救う。
舞台あいさつに登壇した山崎は「初日を迎えられて本当にうれしく思います。こうやってみんなとこの場に立てて、皆さんに今日から見ていただけるっていうのは本当にうれしいです!」とあいさつ。
また、人気コミックの主人公を演じることについて「プレッシャーはあったんですけど、それ以上にこの『ゴールデンカムイ』の面白さと、杉元のカッコよさ、優しさ、生命力の強さに、すごく魅力を感じて『いい映画ができればいいな』と思って気合を入れてやってました」と明かした。
山田杏奈は最高の相棒「柔らかい人柄で現場にいてくれた」
そんな中、山田から「(山崎は)すごく足が速くて、雪原を走っていくシーンがちょくちょくあるんですけど、アシリパってキャラクター的に先陣を切っていきたいんですけど、抜かせなくて…」と撮影秘話を告白された山崎ははにかみながら笑顔を浮かべていた。
一方、山崎も撮影現場での山田について「いつもにこにこしていて、柔らかい人柄で現場にいてくれたので最高の相棒だなって思いました」と振り返った。
◆取材・文=原田健
※山崎賢人の「崎」は、タツサキが正式表記
※柳俊太郎の「柳」は、木へんに夘が正式表記
※アシリパの「リ」は、小文字が正式表記
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発売日: 2024/01/10