2話までと一転。TRIGGER風味があふれる作画にファン歓喜
実は動く鎧を動かしているのは、鎧の内側、二重層の隙間に隠れている貝のような軟体生物だった。というより、ライオスの予想では、鎧そのものが軟体生物が作った外殻。卵から生まれた幼体は成長と共に外殻を形成し、他の個体と群れはじめて人型の鎧へと。動けるようになると他の群体を探して移動する。雌雄同体で、一列に並んでいたのはお見合いをしていたのかも…というものだった。
動く鎧の中に生き物がいると考えた者はいただろうが、鎧に見えたそれが貝の外殻だと考えた者は皆無だろう。「このことを発表すれば業界は震撼するだろう!」と大興奮してまくし立てるライオスの目は完全にハイになっており、「アイツ 魔物の話になると早口になるの気持ち悪いよな……」と、ドン引きのチルチャックだった。
第3話はこの動く鎧とのアクションシーンが中心だったからか、漫画のテンポ感を重視した第1話、第2話と違ってよく動く回だった。キャラクターも戦闘シーン以外でもよく動き、“アクションのTRIGGER(トリガー)”と言われる実力を存分に発揮していた印象だ。そのためかキャラクター作画もTRIGGERらしい描き方をされ、「2話まで原作に忠実だったのに、今回トリガー味の癖のある作画だったな」「開幕早々いつもとキャラデザが違う時点でTRIGGERの本気回だってわかるよね。30分間ほとんど作画が止まる瞬間がなくて、アニメ魂を感じた」「TRIGGERマルシルめっちゃ良い。これはこれで可愛いからアリ」など、SNSでもそこに注目する視聴者のコメントが数多く寄せられていた。
公式Xでは食品サンプルでの再現を公開中
今週は動く鎧のフルコースが提供され、また1つ魔物飯のレシピが追加された。毒の危険性より魔物食への好奇心が勝るライオスはさすがだが、嫌がりながらも味わい、毎回しっかり完食するマルシルの様子もかわいいところ。
材料的に現実で作ることは叶わないレシピだが、アニメ公式のXではイワサキ・ビーアイの協力にて、食品サンプルで再現した魔物飯を公開している。「一番美味しいところが乗ってますね!」「マルシルの絶叫が消えてきたぞ笑」「旨そう、ライオスが夢中で食べてるのも分かる気がする」など、クオリティーの高さに絶賛が相次いでいる。ぜひ一度見てるといいだろう。
▼ABEMAで「ダンジョン飯」を見る
https://abema.tv/video/title/25-253
▼Disney+で「ダンジョン飯」を見る
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/delicious-in-dungeon
▼Huluで「ダンジョン飯」を見る
https://www.hulu.jp/delicious-in-dungeon