豊田ルナと寺坂頼我が、1月20日に都内で開催されたドラマ「恋は湯けむりの中で」(1月26日[金]スタート 毎週金曜深夜0:00-0:30、tvk)の記者会見イベントに登場。同じく出演者の都丸紗也華、平野宏周、高鶴桃羽、小松準弥と共に撮影エピソードなどを語った。
温泉地を舞台にした3つのオムニバス作品
同作は、温泉地を舞台に男女視点(POV)で変わる恋愛模様を描いたオリジナルドラマで、3人の監督による3つのエピソードがオムニバス形式で放送される。「偽りの温泉旅行プロジェクト」では静岡・南伊豆を舞台に都丸と平野が、「誰にもバレるな!ワタシがカレを推さない理由」は群馬・伊香保を舞台に豊田と寺坂が、「コールドムーンの夜に」は静岡・伊東を舞台に高鶴と小松がそれぞれの役柄で恋愛模様を繰り広げる。
「誰にもバレるな!ワタシがカレを推さない理由」に出演する豊田と寺坂は、「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(2021-2022年、テレ東系ほか)でも主人公とヒロインという関係性で共演。
今作の見どころを聞かれ、寺坂は「王道なラブコメになっていて、ある意味何も考えずに見られるし、楽しめる作品になっています」と話し、豊田との再共演については「まさかこんな感じでやるなんて思わなくて、最初ちょっと気まずかったですけど(笑)。でも、ずっと知っていたので呼吸もすぐ合いましたし、やりやすかったですね」と明かす。
一方、豊田は「私の役柄は底抜けに明るくておしゃべりで、韓国が好きな女の子。私も韓国が好きで韓国語もちょっとしゃべれるのでそういうところは通じる部分があったりして、役作り的には楽しかったなと。あと、(寺坂と)共演できるといううれしさもありました。前にご一緒させていただいた時と全然違ったキャラで共演できたので、それは楽しみでした」と話した後に、あらためて寺坂を見て「私は別に気まずいとかは思ってなかったです。最初からやりやすかったんですけど、『気まずかった』って言われたので、不安になりました」と、苦笑していた。
豊田、寺坂は「ずっとヒーローなんですよ」
ちなみに、寺坂は役作りで監督から「爽やかさとイケメンさはなくして」と言われていたそうだが、その部分について問われた豊田は「(その要素を)取っていたんだと思うんですけど、どうしても目がきゅるきゅるで…。頼我くんのファンの方は分かると思うんですけど、タピオカみたいな目をしているんです。プラスの意味で(笑)。本当にきゅるきゅるのすてきな笑顔なので、それを一生懸命抑えているんだろうなって思いながらほほ笑ましく見ていました」と振り返った。
さらに、そんな寺坂に対して“ヒーロー”を感じた瞬間は?と聞かれると、豊田は「ずっとヒーローなんですよ」と前置きし、「裏表がないというか、誰にでも分け隔てない笑顔で接するので、そういうところも根っからのヒーローなんだなと感じました。前に共演させていただいた時から感じていることなんですけど、またあらためて感じました」と、常にヒーロー然とした立ち居振る舞いをする寺坂に敬意を表していた。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)