日本テレビ×Huluによる共同製作の連続ドラマとして放送された「君と世界が終わる日に」(Huluで配信中)。地上波ゴールデンプライムタイム初のゾンビサバイバルドラマとして注目を集めたシリーズの劇場版が1月26日(金)より公開される。竹内涼真演じる熱き主人公・間宮響の戦いの日々の物語が、この劇場版でいよいよ完結する。今作の舞台は、ゴーレムのワクチンを開発する希望の塔・ユートピア。特殊な抗体を持つ響の娘であるミライが研究材料にされていることから、ユートピアに集った5人の男たちと共にミライを救い出す決心をする響。今回のインタビューでは、劇場版に懸ける熱い想いを竹内にたっぷりと語ってもらった。
映画冒頭でこの作品の世界観に心を奪われる
――シリーズを通して4年近くにわたって響を演じてきましたが、劇場版でいよいよファイナルを迎えます。完成した作品をご覧になって、どんな感想を持ちましたか。
僕がずっとやりたかった最大級のサバイバルストーリーができたんじゃないかと思っています。2度観たのですが、何度観ても撮影している時のスタッフのみなさんがいる現場の風景が蘇ってきて、熱い感情がグッと込み上げてきますね。
この4年間は、1度も「きみセカ」のことが頭から離れたことはなかったですし、ずっと響への愛があって、役のことばかり考えていました。シリーズの集大成として、劇場版でファイナルを描けて本当に良かったです。
――劇場版の響は、特殊な抗体を持つ自分の娘・ミライがワクチン開発の研究材料として捕らえられているユートピアから救い出そうとします。竹内さんご自身は、響の行動をどう受け止められましたか?
娘のミライがユートピアと呼ばれるタワーに捕らわれている中、何が正解か分からないまま自分の考え方や、やり方を周りにぶつけていて。本人もこんなはずじゃなかったと思っているんですよね。Season4までとは違う響の姿も描かれていると思います。はたして彼は本当に父親になれるのか、ずっと愛を追い求めてきた彼が一体、どういう選択をして、どんなファイナルを迎えるのか、見守っていただけたら!
――ユートピアの超高層タワーでのアクションシーンも見応えたっぷりですが、劇場版で注目して欲しいシーンはどの場面ですか?
かなり大規模な撮影となった冒頭のシーンですね。ゴーレムと呼ばれるゾンビに襲われ、感染が拡大していく恐怖を描くあのスピード感っていうのは、一気にこの作品の世界観に心を奪われるシーンになっているなと思いました。劇場版は、もちろんSeason4までのストーリーと地続きではあるんですけど、これまでとはまた別の角度の物語になっているので、劇場版から初めて観ても楽しめる作品になっていると思います。
「高橋文哉くんは“ギャップの持ち主”」
――劇場版から登場するキャラクターもたくさんいます。響と行動を共にする、元とび職人の熱き青年・大和を演じられた高橋文哉さんにはどんな印象をもたれましたか?
高橋文哉くんは本当にキレイな顔立ちで。でも、中身は男っぽく熱いというギャップの持ち主。彼が演じた大和は、そんな人柄を活かせる役柄で、お芝居に勢いがあって、パワーを感じました。
大和に対して響が感情を爆発させるシーンが多々ありますが、文哉くんが全力でぶつかってくれたおかげで、僕も響として熱くぶつかることができました。実は、撮影中にふたりで2回も一緒にお風呂に入って、いろいろ話をして。おかげで距離感が縮まって、劇中の響と大和の関係を演じることができたと思います。
――チーム全員で、命がけで挑んだ作品になったとコメントされていましたが、本当にすてきな現場だったのが伝わってきます。
本当にいいチームでした。スケジュールもタイトですし、サバイバルの過酷な撮影があっても、また次の日、朝の支度で集まるとスタッフも演者もみんなが笑ってあいさつできるすてきな現場で。体力的には正直キツイ時もあるんですけど、それを乗り越えると喜びが待っていました。きっとアドレナリンが出ていたんでしょうね(笑)。
https://www.hulu.jp/love-you-as-the-world-ends
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「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」
1月26日より公開中
公式サイト
https://kimiseka-final.jp/
「君と世界が終わる日に」Season1~4がHuluで独占配信中
飯豊まりえ・玉城ティナW主演のSeason5が近日中に配信スタート
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