映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の公開記念舞台あいさつが1月28日に都内で開催され、キャストの保志総一朗、田中理恵、石田彰、上坂すみれ、森崎ウィンの他、主題歌を歌う西川貴教、福田己津央監督が登壇した。
石田彰、今回のアスランは「変身ヒーローみたいなところも」
2002年10月より全50話が放送されたテレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」、そして2004年10月より放送された続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」。そこから、約20年の年月を経て、「SEEDシリーズ」完全新作の「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が1月26日より全国で公開されている。
本作の注目すべき点を聞かれると、石田は「愛をテーマにしてる作品なのは間違いない。でも、同時に戦争を描いてるせいで、それぞれのこうなってほしいという思惑がぶつかってるわけですよ。決断を迫られて、一番つらい思いをしているようなところもちゃんと描いていて、ハッピーなことだけではなく。かつての盟友であるイザークとディアッカが登場するんです。彼らがどういう思いでその任務についているのか、というところが見どころになります」と語った。
これを聞いた福田監督が「君は何に乗るの?」と石田が演じるアスランが搭乗するモビルスーツを聞きそうと質問し、石田は「わざとネタバレをさせようとしてますか?」と反発。続けて福田監督は「でもイージスとか出てたよね。君いっぱい乗ってるらしいね。(モビルスーツの)キーワードを連想クイズで言ってみましょうか(笑)」と提案すると、石田は「今回のアスランは水遁の術とか使う人なんですかね。でも忍者ではないか。変身ヒーローみたいなところもあるのかな」と、ネタバレを避けつつ独特な表現で伝えた。
上坂すみれ「見た後はおうちに帰ってください(笑)」
本作で「ガンダムSEED」初出演となるイングリット・トラドール役の上坂は、「ガンダムSEED」の世界に入るにあたり緊張感が「ありましたね」と明かし、「以前『クロスアンジュ』で福田監督にお世話になって、超新人のときに参加させていただきました。また、イングリットとは違うキャラクターで存在がネタバレみたいな感じなので、詳しいことは本編で見ていただきたいです」と、演じるキャラについて解説した。
また、上坂から本作を見る際の注意事項があるということで「このあと、飲み会の予定を入れてる人います?」と来場者に質問。続けて「私は、『FREEDOM』の試写会の後に新年会があったんです。これを見終わった後、魂が飛んで行ってしまって、その後は何を飲んでも酔っ払わなかったんです。そのくらい魂を持っていかれるので、覚悟を決めて、見た後はおうちに帰ってください(笑)」と、本作の魅力を語っていた。
◆取材・文=後藤響平
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