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GLAY、幕張&宮城で開催された「GLAY EXPO」2公演を無料放送 ファンを熱狂させた“伝説の20万人ライブ”が蘇る

2024/02/02 17:00

「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」より
「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」より※提供画像

BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、「祝!デビュー30周年 2日連続!GLAY特集」と題して2月3日(土)昼12時30分より「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」を、2月4日(日)夜6時30分より「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を放送。両ライブとも、初の無料放送となる。そこで本記事では、5月25日(土)にデビュー30周年を迎えるロックバンド・GLAYの“伝説”となった両ライブについて振り返る。

過去に4回開催された「GLAY EXPO」


GLAYは1988年に、TAKURO(Gt.)とTERU(Vo.)を中心に北海道で結成されたロックバンドだ。1989年にHISASHI(Gt.)が、1992年にJIRO(Ba.)が加入し現体制になると、1994年に1stシングル「RAIN」でメジャーデビューを果たした。その後も、1996年の「グロリアス」「BELOVED」、1997年の「口唇」「HOWEVER」、1998年の「誘惑」など数々のヒット曲を生み出していく。

そんな人気絶頂の最中となる1999年7月31日、GLAYは千葉・幕張メッセ駐車場で、「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」を開催。単独アーティストによる有料ライブ(1公演当たり)の当時世界記録となる20万人を動員し、ファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

GLAYはその後も、2001年に北海道、東京都、福岡県の3会場で計28万人を動員した「GLAY EXPO 2001 “GLOBAL COMMUNICATION”」を、2004年にGLAYのメジャーデビュー10周年とユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオープン3周年を記念して、現地にて行われた「GLAY EXPO 2004 in UNIVERSAL STUDIOS JAPAN TM “THE FRUSTRATED”」など、大規模ライブイベント「GLAY EXPO」を次々に開催していく。

さらにそれから10年の月日を経て、2014年には、GLAYのメジャーデビュー20周年企画の一環であり、2011年の東日本大震災からの復興の願いも込めて「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」をひとめぼれスタジアム宮城(現:キューアンドエースタジアムみやぎ)で開催。同ライブでは、10年振りに開催された「GLAY EXPO」として、東北史上最多となる5万5000人を動員した。

GLAY
GLAY※提供画像

600本もの臨時シャトルバスが運行した伝説の20万人ライブ


2月3日(土)放送の「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」では、東京ドーム4個分の広さの会場一面を20万人という圧倒的な数の観客の波が埋め尽くす。駅から会場までは長蛇の列が続き、JRは39本の臨時便を走らせ、600本もの臨時シャトルバスが運行したという、まさに伝説のビッグイベントだ。

オープニングで四方を観客に囲まれたセンターステージにラフな装いのメンバーが現れると、会場は一気に歓喜の渦に包まれる。1曲目の「HAPPY SWING」で会場が1つになると、TERUが「もう感動してるぜ」「今日は本当にいろんな嫌なことを忘れて一緒に楽しもうぜ!」と会場を煽り、「口唇」の楽曲が披露されると、序盤から会場のボルテージは最高潮に。曲に合わせて観客全員が腕を振ることで、まるでウェーブのように波打つ様子は圧巻だ。

そのまま「グロリアス」へと続き、JIROがMCのマイクに向かうと、感極まって涙するファンの姿も見られ、興奮する観客へ向けて「怪我人は大丈夫ですか?」と冷静に呼びかける一幕も。続けてJIROは、「怪我してコンサート続けられなくなると俺たちは大変困るぜ!」と観客たちの安全を気遣いつつ会場を盛り上げると、そのまま「SHUTTER SPEEDSのテーマ」を熱唱。その後「More than Love」の演奏を終えると、メンバーはゴンドラに乗り、メインステージへと移動する。水鉄砲で観客に水をかけながら無邪気な少年のように楽しげな表情を見せるメンバーの姿にファンは歓喜の声をあげた。

メインステージから観客を見渡したTERUは、「20万人ってすごいな」「一番後ろまで楽しませるからよ!」と呼びかけ、30℃を超える暑さと熱気に包まれた会場に向かって「この暑さをぶっ飛ばそうぜ!」と叫ぶと、「サバイバル」「生きてく強さ」「Yes, Summerdays」を一気に熱唱。続くMCでは、「今ここに、長年夢見たその形が現実となって目の前に広がっています。GLAYの力だけじゃ、こんなにすごいことは不可能だったと思いますが、皆の力を借りてやっと夢が現実のものとなりました。本当にありがとう」とファンへの感謝を伝えた。

「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」より
「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」より※提供画像

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