GLAY、幕張&宮城で開催された「GLAY EXPO」2公演を無料放送 ファンを熱狂させた“伝説の20万人ライブ”が蘇る
デビューアルバム『灰とダイヤモンド』から懐かしの楽曲を披露
「GLAY EXPO 1999 SURVIVAL LIVE IN MAKUHARI」では、「summer FM」や「INNOCENCE」、「Freeze My Love」も披露。「Freeze My Love」では観客を煽るようにメンバーも縦横無尽にステージ場を駆け回りながら熱いパフォーマンスを見せていく。一転して「HOWEVER」の前奏が始まると、会場からは悲鳴のような歓声があがり、TERUの歌声が空へと響き渡ると、会場全体がステージの演奏へと引き込まれていった。
続く「ここではない、どこかへ」の演奏を終えると、スクリーンには懐かしい映像が映し出され、メンバーからも笑顔がこぼれる。ここから、デビューアルバム『灰とダイヤモンド』より、「LADY CLOSE」と「TWO BELL SILENCE」が披露されるのだが、懐かしの楽曲に当時を思い出したような、どこか楽しげなメンバーの様子が印象的だった。当時の映像について、TERUはMCで「皆でGLAY全てを味わってほしいと思ったんで、あんな恥ずかしい映像を出しました」と語っている。
その後、“空から見守ってくれていると思う”と言いながら「僕たちの尊敬する先輩の曲を聴いてください」と、X JAPANのhideの楽曲「MISERY」を披露。軽快なロックチューンから、そのまま「誘惑」「COME ON!!」「ACID HEAD」の3曲を一気に駆け抜け、会場が大歓声に包まれる中、本編の幕が閉じた。
多くのファンの心に刻み込まれた伝説の20万人ライブについて、HISASHIは後のインタビューで「とにかく20万人という人を一気に見たことがなかったので、メンバーが口を揃えて言うんですが、頭の数曲はあまり記憶がないですね(笑)」と、語っている。
「東北の皆さんを笑顔にしたい!」という思いから実現した「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」
2月4日(日)放送の「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」は、デビュー20周年となる2014年に「東北の皆さんを笑顔にしたい!」というメンバー全員の思いによって実現したライブだ。東北6県の代表的な夏のお祭りを一堂に集めた「六魂祭」とのコラボも見どころの一つとなっている。
登場したメンバーは「BLEEZE」「GLOBAL COMMUNICATION」で軽快なリズムに乗せると、「グロリアス」「誘惑」で会場はヒートアップ。「ピーク果てしなく ソウル限りなく」ではTERUに煽られた会場が一体となって大合唱するシーンも。そして宮城の地でも、空に向かってhideの楽曲「MISERY」が届けられた。
この日、ライブビューイングなどもされているのを受けて、TAKUROが「そちらは快適ですか?」「僕らがこんなに汗をかいているのに、ポップコーンですか」と会場を笑わせ、和やかなムードに包まれる中、TERUが和太鼓を披露。「六魂祭」のメンバーとともに「I’m in Love」を演奏した。観客の大合唱もそれに加わり、会場が一丸となって東北へ愛と祈りを捧げる特別な時間となった。
その後、JIROとHISASHIのツインボーカルによる「BLACK MONEY」で会場を沸かせ、会場後方に移動して「FAME IS DEAD」「彼女の“Modern…”」を披露すると、「Bible」「生きてく強さ」に復興への願いを乗せた。そんな祈りと願いが込められたライブの本編は、打ち上げ花火と「愛してるぜみんな!」というTERUの言葉で幕を閉じている。
そして、「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」から10年。30周年イヤーとなる2024年は、年間を通して「GLAY EXPO 2024-2025」を開催。そのキックオフコンサートとして、6月8日(土)・9日(日)にベルーナドームで2days公演が行われる予定だ。
ポニーキャニオン
発売日: 2022/11/30
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