“UPCOMING ARTIST”たちも各々の魅力を発揮
ここからは“UPCOMING ARTIST”の3組が連続で登場。いずれも「リスアニ!LIVE」には初参加となる。
まずはソニーミュージック発の多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」より、11人のキャストからなるUniteUp!が揃いの衣装でステージに立ち、2月14日(水)リリースの1st EPの表題曲でもある最新曲「ELEVEN」を、息の合った振付やフォーメーションと共に披露した。
そしてTVアニメ「UniteUp!」のOPテーマでもある代表曲「Unite up!」では、アイドルならではのキラキラしたパフォーマンスで観客を魅了。普段はPROTOSTAR、LEGIT、JAXX/JAXXの3ユニットで活動する彼らだが、11人集まったときの可能性は無限大ということを改めて感じさせるようなステージとなった。
作曲家・澤野弘之のプロデュースで2022年にメジャーデビューを果たしたSennaRinは、TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」のEDテーマ「最果て」でライブをスタート。ダークかつトライバルな曲調とパワフルなボーカルで、武道館をディープな世界観で包み込んだ。
そこからアッパーな「NOD」を畳みかけたのち、アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突」テーマソングとして知られる壮大なバラード「melt」では、楽曲のスケール感に負けないどころかそれを凌駕するような、力強くも包容力のある歌声を展開した。
そしてTikTokなどのSNSで人気を集める数々の楽曲を歌い、“SNSで最も使われる歌声”とも評されるシンガーソングライター・asmiが登場。
まずは、MAISONdes feat. asmi, すりぃ名義で歌ったTVアニメ「うる星やつら」第2クールOPテーマ「アイワナムチュー」で、にぎやかに盛り上げると、続いて「TikTok流行語大賞2022」にもノミネートされた中毒性の高いポップチューン「PAKU」を披露。さらにasmi feat. Chinozo名義による、カラフルでジェットコースターのように展開するナンバー「ドキメキダイアリー」(TVアニメ「ポケットモンスター」OPテーマ)をパフォーマンスし、キャッチーで耳に残る独特の歌声の魅力を客席に届けた。
Myukが多彩な色のボーカルで観客を魅了
シンガーソングライターとして活動していた熊川みゆによる音楽プロジェクト・Myukは今回が「リスアニ!LIVE」初出演。透明感と芯の強さを併せ持った歌声が持ち味で、アコースティックギター・キーボード・6人のストリングス隊という特別な編成でライブを行った。
TVアニメ「豚のレバーは加熱しろ」のEDテーマ「ひとりじゃないよ」の抑揚をつけたドラマチックな歌唱から、Eve提供によるデビュー曲「魔法」(TVアニメ「約束のネバーランド」Season2 EDテーマ)での切なくも温かみのある歌い口、tofubeatsが作編曲を手がけた「Gift」(アニメ映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」主題歌)の優しい響きなど、多彩なボーカルを披露。
そして、ダンサブルなビートとポップかつ真摯なメッセージが印象的な「愛の唄」、力強くも郷愁を誘うメロディと歌声が心に残る「Arcana」と、Guianoが提供した2曲でも観客を魅了した。
ソニー・ミュージックソリューションズ
発売日: 2024/02/28