今田美桜が、2025年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合ほか)のヒロインを務めることが決定。2月2日にNHK放送センターで行われたヒロイン発表会見に、脚本を担当する中園ミホ氏、制作統括の倉崎憲氏と共に登壇した。
アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢夫婦がモデルの物語
連続テレビ小説第112作目となる同作は、原作はなく、モデルとなるやなせたかしと小松暢の夫婦の物語を大胆に再構成したオリジナル作品。戦前・戦中・戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、けん引し続けた“ハチキンおのぶ”の小松が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでの人生を描く。脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園氏が担当する。
今田美桜「やっと皆さまにお伝えすることができてホッとしている」
全身白の衣装で登場した今田は、緊張した表情を見せるも「やっと皆さまにお伝えすることができて、ホッとしているのが今の心境です。撮影はまだ少し先になりますが、ノブさんの思いを抱きながら、日本の朝を元気にできるように、精いっぱい努めたいと思います。本日はよろしくお願い致します」とあいさつした。
そして、ヒロイン決定を知らされた時の状況について「最終面談をしたいとNHKさんから連絡があり、朝の8時にお伺いをすると、あんぱんとコーヒーが用意されていまして(笑)。朝の8時だったので、今放送中の『ブギウギ』を見ながら、“受けていただけますか?”とサプライズで聞いていただき。“よろしくお願いします”とお答えすると、皆さんがクラッカーを鳴らしてくださり、すごくうれしかったのを覚えています。(ヒロイン決定に)最初は、ピンと来なくて…。じわじわといろいろな感情が巡ってきて、一瞬、椅子を後ろにひっくり返して、うわ!ってうれしくなりました」と振り返った。