中園ミホ、今田について「こんなにドキンちゃんに似ている女優さんいない」
今回、3365人の応募の中からオーディションが行われ、ヒロインに決定した今田。そんなオーディションで特に印象に残っているエピソードについて、「ビデオ審査で、アンパンマンのマーチの3番までの歌詞を、いろいろな感情で伝えるというオーディションがありました。すごく難しかったなという思いもありながらも、そういうことをする機会は少ないので、新しい経験ができ楽しかったです」とコメント。
また、同作のモデルとなるやなせの印象を「いろいろな資料などを拝見させていただき、とても温かくて柔らかくて、その上、面白い方で、さらにいろいろな経験をされている方だなとも思いました。なので、ノブさんとの二人の空間は、すごく明るく笑顔だったんじゃないかなとか、そんな想像をしています」と明かした。
さらに、アンパンマンの中で好きなキャラクターを聞かれ、「ドキンちゃんです!天真爛漫さが大好きです。高校生くらいの時には、ドキンちゃんのキーホルダーをつけていました」と笑顔で答える。
続けて、中園氏は「私もドキンちゃんです!私もよく食べるので、ばいきんまんに『おなかすいた!』って言うドキンちゃんにいつも感情移入します。あと、選考が終わってから気付いたんですが、ドキンちゃんと美桜さんの顔を見比べて『こんなにドキンちゃんに似ている女優さんいないよね!』ってみんなで話していました」と語った。
一方、倉崎氏は「僕は、ばいきんまんです。ばいきんまんは悪なのか?と、掘り下げると深い議論になりますが、周りを見ていると、意外と子どもに人気があるキャラクターなんだなと思います」と話した。
今田美桜「ノブさんと同じように楽しく撮影できたら」
高知が舞台となる同作。高知の印象を、今田は「2年前の夏に初めて高知を訪れ、川に入ったりおいしいカツオを頂いたりしました。一番の思い出は、ご飯を食べた後に派手に転んでしまい(笑)。そこのお店の店主さんが手当をしてくださり、“スイカ食べる?”と声を掛けていただき、すごく温かく迎え入れてくださいました。優しくて温かい方ばかりでまた行きたいなと思っていて、今回、高知県が舞台となる物語に出させていただけるのはすごくご縁だなと感じてます」とエピソードを披露。
また、土佐弁で男勝りの女性のことを表すハチキン。そんなハチキンのヒロインを演じるにあたり、「はつらつとしてやなせさんを引っ張っていく存在でもありますが、引っ張ろうとして引っ張っているよりは、ノブさんの明るくて天真爛漫で人生を楽しんでいるところが、自然と引っ張っているのかなと思います。なので、撮影は緊張していますが、ノブさんと同じように楽しく撮影できたらと思っています」と語った。
最後に、今田は「以前、『おかえりモネ』(2021年放送)の第2部東京編に出演させていただいた時に、近くでヒロインの清原果耶ちゃんの姿を見させていただきました。撮影が約1年あり、それだけ長く同じ役を演じることは大変で、すごいことだと思います。でも、なかなか経験できることではないので、今回自分がやるのは正直緊張していてやりきれるかなと不安もありますが、それだけずっと一緒にいるキャストの皆さんやスタッフさんに、甘えながら頼りながら家族のような時間を過ごし、明るく元気に乗り越えたいなと思っています」と意気込む様子を見せた。