テレビアニメ「ダンジョン飯」(毎週木曜夜10:30-ほか、TOKYO MXほか/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかで配信)の第5話「おやつ/ソルベ」が2月1日に放送された。見事なエピソード構成の中、これまであまり描かれる機会のなかったライオス(CV.熊谷健太郎)の妹ファリン(CV.早見沙織)が回想で登場。霊にも優しい大天使ぶりが話題になった。(以下、ネタバレが含まれます)
原作ファーストで秀逸なエピソード構成
ここまで毎話ショートエピソードを繋げる形で展開してきた本作。出来事としては別立てだが、それぞれのエピソードは次にバトンを渡すような構成で、その中には必ず1つの軸が走っている。今話で言えば宝虫の発見からお菓子作りになり、そこで作ったジャムは霊との遭遇を経て瓶詰め聖水に。最終的に霊の冷気に当てられた聖水は、ひんやり美味しいソルベに仕上がった。
そもそも原作漫画の組み立てと発想が見事なのだが、アニメもその体裁を崩さないように丁寧にストーリー構成を行って一話にまとめているのが好印象だ。漫画と見比べればカットされているコマはもちろんあるが、細かいセリフもしっかり拾われており、“アニメで観る漫画”というような原作ファーストの作りになっている。その中で見えるトリガー(アニメ制作スタジオ)のカラーは好みに委ねられるところだろう。
ちなみに今回登場した宝虫の元ネタは、おそらく「ウィザードリィ」のクリーピングコイン?(名前に疑問系が付く斬新なやつだ)。懐かしさが爆発した同作ファンも多かったようで、「大量湧きして0〜1ダメージ吐くやつ〜」「大量ゴールド落としてくれるお小遣いモンスター」「油断してると一緒に出るボーパルバニーに首刎ねされるんだよ」など、思い出コメントが多数寄せられていた。
▼ABEMAで「ダンジョン飯」を見る
https://abema.tv/video/title/25-253
▼Disney+で「ダンジョン飯」を見る
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/delicious-in-dungeon
▼Huluで「ダンジョン飯」を見る
https://www.hulu.jp/delicious-in-dungeon