本田仁美の卒業で「“警察”を引き継ぎたい」
――AKB48についてもお話を聞かせてください。63rdシングルでセンターを務める柏木由紀さんが、卒業を控えています。
ゆきりん(柏木)さんは、自分がAKB48に加入する前から総選挙にランクインする姿などを見ていたような方で、そんな先輩とこんなに長い期間を一緒に活動できて、卒業まで見届けることができるのはありがたいです。ランジェリーブランドのお仕事などでご一緒していたこともあって、少しは仲良くなれたのかなと思っているんです。
MCやパフォーマンスも、ビジュアルもメークも、何もかもすてきすぎる先輩なので、少しでもゆきりんさんみたいになれるように頑張りたいです。アイドルとしてのダンスが完ぺきすぎると思っていて、私にとってアイドルのダンスの先生でもあります。
――ダンスの先生と言うと、“本田警察”で知られる本田仁美さんも卒業が近いですよね。(取材は本田の卒業前に実施)
ひぃちゃん(本田)とは韓国の「PRODUCE 48」で一緒にオーディションを受けた思い出があります。韓国で学んだものをAKB48に持ち帰ってきてくれて、グループにいろいろな影響を与えてくれたメンバーなので、本当に尊敬します。
私は性格的にひぃちゃんのようにメンバーに対してズバズバ言えないんですが、今後は私も言っていかないとダメだなと思っています。“警察”を引き継ぎたいです。
――さらに、YouTube「なるたおちゃんねる」でも一緒に活動する倉野尾さんが向井地美音さんから総監督を引き継ぐという発表もありました。
最近は、メンバーとのコミュニケーションを頑張っているなと感じています。人見知りなところもあるんですが、変わろうとする姿勢を近くで見ていて、私も「自分も変わらないとな」と刺激を受けています。
パフォーマンスの面でAKB48を支えていけたら
――中心メンバーの卒業も多いAKB48ですが、今後についてはどう感じていますか?
私はパフォーマンスの面で支えていけたらいいなと思っています。自分では“なんでも屋”だと思っているので、例えみんなが嫌がるようなことでも私がやっていきたいです。
――困ったことがあれば下尾さん、という立ち位置ですね。
解決するかは分からないけど、「頑張るよ」という感じです(笑)。
――最後に、読者へメッセージをお願いします。
今回の写真集は本当にこだわり抜いた写真集で、すごくセクシーなショットが満載で、山口県の魅力もすごく出ていると思うので、グラビアが好きな方にも、山口県が気になる方にも読んでいただきたいです。私の良いところも、山口県の良いところに引っ張られるようにして出ているなと思うので、ぜひ手に取っていただきたいです。
◆取材・文=山田健史