出口夏希が、4月スタートの山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)のヒロインに決定。出口とプロデューサーからコメントが届いた。
甚大な気象災害から人命を守るため命がけで救助に立ち向かう「ブルーモーメント」
本作は、小沢かなの漫画「BLUE MOMENT」が原作。原作および番組タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。「ブルーモーメントを見られること」は、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。
山下が、報道番組のお天気コーナーにも出演する気象庁気象研究所の研究官で、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部(特別災害対策本部:内閣府直属のチームとして設置された組織)のリーダー格を務める晴原柑九朗を演じ、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう。
出口夏希、帰国子女で組織人には向かない雲田彩を演じる
この度、出口が気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩(くもた・あや)役でレギュラー出演が決定。キャリア初となるゴールデン・プライム帯(夜7時~夜10時)の連続ドラマでのヒロインに決定した出口は、現在放映中の月9ドラマ「君が心をくれたから」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に続き、2クール連続のレギュラー出演を果たす。
出口が演じる雲田は、帰国子女で中国語が堪能。仕事はできるが、思ったことをズケズケ言ってしまうため、組織人には向いておらず、前職を退職することに。そんな中、気象庁気象研究所所長・上野香澄(うえの・かすみ)が出した求人募集を見つける。
彩のあまりの気象素人っぷりとハッキリものを言う姿勢に、最初晴原(山下)は拒絶。だが、名前に“雲”がついていることから“名前がいい”という理由で一発逆転、彩は仮採用され、助手としてSDM本部に配属する。素人の彩は、最初は全く戦力にならないが、懸命に食らいついていく。今まで転職を繰り返していた彩がなぜ、そこまでSDMでは頑張れるのか。それは彼女自身が抱えている秘密に理由があるという。
さらに、山下と出口の2ショットが初解禁。持ち前の頭脳と知識を生かし、気象災害から人々を守ろうとする、力強くも優しいまなざしをむける山下と、助手として何事にも立ち向かっていこうとする真剣なまなざしの出口が写っている。
気象庁全面バックアップで、気象災害に立ち向かう奮闘劇を作り上げる
本作は気象庁、国土交通省、東京消防庁全面バックアップのもと撮影することが決定。気象庁からは、気象災害に関する資料提供と撮影協力、国土交通省からは車両協力、そして東京消防庁も撮影協力として入り、過去に類を見ない壮大なスケールとなる。
また、本作で気象監修を担うのは荒木健太郎氏。気象庁気象研究所主任研究官として防災・減災のために豪雨・豪雪などの気象災害をもたらす雲の仕組みの研究に取り組み、雲研究者として多くの書籍を執筆している。また、「第43回日本アカデミー賞」最優秀アニメーション作品賞、最優秀音楽賞を受賞した映画「天気の子」(2019年)で気象監修を担当。本作の原作「BLUE MOMENT」でも監修を務めており、活躍の幅は多岐にわたる。
今や日本だけでなく、世界中で発生している異常気象。地球上に住むすべての人が自分ごととして感じている問題を、各専門分野の全面協力のもと描いていく。また、発表されていなかった本作の演出は「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズなどを手がけてきた田中亮氏に決定。山下とおよそ7年ぶりにタッグを組み、気象災害に立ち向かうSDM本部メンバーの奮闘劇を作り上げていく。