さの隆コメント「迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら」
原作が「毒ガス」「テロ」といったセンシティブかつ攻めた内容だったので、ドラマ化と聞いた時にはうれしさ以上に驚きがありました。作品の実写化を引き受けていただいたキャストの皆さま、制作陣の皆さまには感謝の念が尽きません!
神崎と琴音の物語を実写の魅力と共に味わえると思うと、原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております。皆さまにも迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら幸いです。
プロデューサー・松本拓コメント「この時代に挑戦するべき題材」
私がテレビ東京に入社して約15年がたちますが、この間、さまざまな陰惨な事件が日本で起こりました。そのような事件が起こると、その事象は伝えられても、結局犯人の本当の心の中はわからない。いつもどこかやるせない気持ちになります。
そして、歴史はまた繰り返されていきます。原作を読ませて頂いた時、この現代に対するメッセージ性を強く感じました。人の「獣性」というものはどこから生まれるのか。いったい何が人を「獣」にするのか。とても難しいテーマではありますが、今、この時代に挑戦するべき題材なのではないかと思い、映像化の企画をいたしました。
抱えきれない悲しみと憎しみに対し、人はどうあるべきか。私自身もこのドラマを経て、1つの答えを見つけられればと思っています。昨今のテレビドラマでは、まず見られないストーリーと演出になると思いますが、是非、最後まで見ていただけたら幸いです。
「ミリオンジョー」「ただ離婚してないだけ」を経て、北山さんとは今作が3作品目。初めてお仕事をご一緒してから、約5年の月日が経ち、役者として、また一味も二味も違った顔を見せていただけることを楽しみにしています。ご期待ください。