高良健吾“俳優20年”、決めていることは「そんなに無理をしない、頑張らない」
俳優・高良健吾が、「ドモホルンリンクル」(再春館製薬所)初のブランドアンバサダーに就任。2月9日から全国で放送開始のテレビCMナレーションを皮切りに、今後さまざまな領域での活動を予定している。
つなぐキーワード「熊本」
「アンチエイジングの第一人者」という印象が強いドモホルンリンクルだが、本来の設計は「肌本来の力を底上げする根本ケア」という漢方発想にもとづく、年代・性別を問わないスキンケア。“30代男性”という高良をブランドアンバサダーに起用するのは、「誰が使っても良い」というジェンダーレスな製品設計を改めて伝える機会に代えることも、選出理由につながっている。
高良と再春館製薬所をつなぐ要素の一つが熊本。高良は、熊本地震(2016年)や熊本・人吉の球磨川流域で大きな被害をもたらした「令和2年7月豪雨」(2020年)の際にもいち早く現地に駆けつけ、物品支援などのボランティア活動、復興支援を目的とした「くまもと復興映画祭」への参画など、出身地・熊本への強い郷土愛で知られている。
創業期より熊本に根付く再春館製薬所の「つながりへの感謝」の対象に地元が含まれていること、「熊本の企業と一緒に、熊本が有する豊かな自然の恵みを生かした製品を、熊本から発信する」ことに共感し、今回のコラボレーションが実現した。
高良健吾インタビュー
――今回、再春館製薬所の「熊本からの発信」に共感して就任したそうですね。
再春館製薬所からオファーを頂いて、地元の人間としてめちゃくちゃうれしかったです。自分が地元にいるときから見てきた、聞いてきたものだったので、「自分があの声をやるなんて」と。(ドモホルンリンクルは)僕の母も叔母も使っていましたし、その叔母は昔(再春館製薬所の)コールセンターでアルバイトをしていたそうなので、そんなご縁も、とにかくうれしかったです。
――アンバサダーとして初の仕事となった、CMのナレーション収録を終えた感想は?
先輩方の後を引き継ぐということで、少し緊張はしたのかなとは思いつつ…楽しかったです。一つ一つのCMで監督のカラーも違っていたので、個々の作品にも差をつけられたというか。自分も出す声が違ったので、その違いを面白く感じていただけるのではないかと思っています。
――日頃のスキンケアや日常で気を使っていることなどがあれば教えてください。
スキンケアって、自分の体の中に入れるものに気をつけることでもあると思うんです。薬を飲む時も、まず漢方薬に目がいく自分は(東洋医学である)漢方発想がベースの再春館製薬所に共感できる点も大きかったです。
最近、ドモホルンリンクルを毎日使うようになって、洗顔などのちょっとした点でも、以前との違いを感じます。これまで「ものすごくスキンケアしてきた」という部類ではないから、余計分かるんです。これまでは何となく、肌の上に成分がしっかり残る感じを、“手応え”だと思っていたんですが、ドモホルンリンクルはスーッとなじみきっていく感じで、「あ、これが『手放せない 』って思える、“手応え”なのかな」と感じました。(CMで言う)継続率94%というのも分かります。これがドモホルンリンクルのすごいところなんだ!と実感しました。
――熊本や九州のおすすめを教えてください。
まず九州自体が全部いいですし、ご飯もおいしいです。熊本に関しては、街に活気があって。金曜日と土曜日の夜は、毎週祭りのようですからね。昼より(人が)多いんじゃないかって。僕はそれを見ると元気になりますし、そういったところが素晴らしいと思います。
――今年で役者としてのキャリア20年目を迎えますが、今後挑戦してみたい役柄などはありますか?
20年という節目でいうのならば、そんなに無理をしない、頑張らないということを決めていて。20年だからこそ、しっかり自分の次のための準備期間にしたいと思っています。20年とか関係なく、今後のことを考えたら、俳優として、説得力のある人になりたいです。自分が演じることによって、作品に説得力を与えることができるような。ただただ僕がそこにいて、当たり前のことを当たり前に、難しくなく演じてみることが理想です。