ゴーレムと呼ばれるゾンビが蔓延る終末世界を舞台に、生存者たちが生き残りを懸けた命懸けの闘いに身を投じる、極限のゾンビサバイバル「君と世界が終わる日に」(以下、「きみセカ」)。2月9日よりシーズン5(全5話/毎週金曜エピソード更新)の独占配信がHuluにてスタートし、同日には配信記念イベントが開催。新山明日葉役の玉城ティナ、柊木佳奈恵役の飯豊まりえ、三原結月役の横溝菜帆、加州宗一役の溝端淳平、そしてサプライズゲストとして間宮響役の竹内涼真、小笠原来美役の中条あやみが登壇し、「きみセカ」への想いやシーズン5の撮影秘話などが語られた。
飯豊まりえ「しばらく傷が癒えなかった」
同イベントの冒頭で玉城は、「みなさんと一話をいっしょに見られるということで、少しドキドキしていますが、最後までよろしくお願いします」と無邪気な笑顔を見せて会場を虜にした。飯豊は「こんなに長くシリーズを続けさせていただいて、本当に幸せに思っています。みなさんにお届けできてホッとしています」と、「きみセカ」のイベントに胸がいっぱいの様子。
一方溝端は、「シーズン4では配信だけだったので、今回こうやってみなさんと一緒に同じ時間を共有しながら見られるということで、すごく楽しみにしてきました!」と熱く意気込みを語り、続けて復活キャストとして帰ってきた横溝は「私にとって『きみセカ』は本当に大切な作品で、ファンのみなさんや大好きなキャストのみなさんにお会いできて嬉しいです」とコメントしていた。
また、シーズン5で大きな変化が見られる明日葉役の玉城は、自身の役柄について「響と出会って明日葉は、清い気持ちだけではだめなんじゃないかという風に変わっていくんです。一人の女性として、最終話に向けての変化は非常に気をつけながら、気持ちにグラデーションをつけて演じました」と、難しい役どころのアプローチ方法を明かした。
続いて飯豊も、自身の演じる佳奈恵の変化について問われ、「普通の大学生で、最初に命を落としそうな大学生だったのに、いろんな仲間たちと出会って一緒に行動することによって、強くなっていた女性なんです。仲間がいたから、生きる意味を佳奈恵自身が身につけていく姿を自然に演じることができました」「最後の別れは、やはりお芝居とはいえすごく苦しくて、しばらく傷が癒えなかったです」などと、「きみセカ」にかける想いを感じるエピソードを語っていた。
溝端淳平「なかなか太陽光を浴びる機会がなかった」
本作で、加州を演じる溝端は「僕と飯豊さんは、アンダーという過酷な現場での撮影でした。なかなか太陽光を浴びる機会がなかったんです」と現場の様子を語ったのち、「造船所に一つの街を作っていて、スタッフさんの想いを感じながら、毎日撮影できたのですごく充実していました」と明かした。
またシーズン3ぶりの登場になった横溝は、出演が決まった時の気持ちを問われると、「素直に嬉かったです。撮影初日に飯豊さんと一緒で、スタッフさんたちもみなさん顔馴染みの方ばかりで、帰ってきたなという安心感とあったかい現場だなと改めて感じました」とコメント。飯豊も久しぶりの再会に、「最初は中学1年生だったもんね!靴もすごく小さかったのに、途中でサイズが大きくなったので変えたこともあったんです」と長い付き合いながらのエピソードも飛び出し、会場は驚きに包まれた。
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