千原ジュニアがMCを務める「ABEMA的ニュースショー」(毎週日曜昼0:00~2:00 ABEMA NEWSチャンネル)の2月11日の放送回では、ピン芸人コンテスト「R-1グランプリ2024」の準決勝において、同大会の2022年王者のお見送り芸人しんいちが審査員を務めることが発表されると、「R-1」ファンや芸人たちからきびしい意見が相次いだことを紹介した。
準決勝の審査員を務めることが発表されると、しんいちは、自身のXに「私は!! 審査員様だ!! ワハハハハハ!!! 『R-1グランプリ』最高」と投稿すると、同じピン芸人であるZAZYが「審査員の大役を“おいしい”としか思ってない芸人に頼まないでほしいよ」と応戦し、準決勝に進出したおいでやす小田も「旧『R-1』予選で一度も僕らに勝てなかったしんいちくんが!? しんいちくんが悪いというより『R-1』が悪い」と持論を展開した。
これらの批判の声に、しんいちは、「僕が『やりたい!』って言ったんとちゃいますよ。『R-1』事務局の方がいろいろ考えた結果、審査員のお話をいただいたんです」と胸を張ると、続けて「申し訳ないですけど、僕は“チャンピオン”なんです。ZAZYも小田さんもピン芸人としてめっちゃおもしろいことは認めてるけど、世の中には“チャンピオン”か、“チャンピオンじゃない”しかいないんです。僕には“チャンピオンじゃない”人の声が入ってこないんです」とさらに、「僕は辞めない。準決勝の審査員したい! そこまでやりたいのは、僕は王者、チャンピオン、勝ち組だからです」と威勢よく反論し、笑いを誘った。
千原ジュニアと永野は
番組MCの千原は「芸人審査員やと、先輩、後輩、同期があるからね」とした上で、「小田はしんいちよりも先輩なわけやから、『なんで後輩に審査されなアカンねん』と思うのかも。それで語るのであれば、しんいちと一緒に準決勝の審査員をやるなだぎ武は俺の同期。俺がもし『R-1』に出るとしたら、『なんで?』って思うもん」と芸人として複雑な胸中をのぞかせた。
そして、永野は「まじめに話すと、あのX投稿は『R-1』を盛り上げるための、しんいちなりのエンタメだったのでは?」と冷静に分析し、さらに「ピン芸人は“R-1中毒”みたいなヤツも多くて、大会をエンタメ化することを無性にきらう。僕はそこまで『R-1』への想いがなかったけど、芸人としてはその気持ちがわかる」と芸人たちの心境を代弁した一方で、「しんいちの肩を持つわけじゃないけど、『R-1』中毒の芸人は、エンタメのしんいちに負けた。だから、しんいちが言っていることが正しくなるというか……」と述べていた。
毎週日曜昼0:00~2:00 ABEMA NEWSチャンネルにて生放送