真田広之が、2月19日に開催された主演ドラマ「SHOGUN 将軍」のジャパンプレミア試写会に登場。同作キャストのコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬、二階堂ふみ、エグゼクティブプロデューサー/ショーランナーのジャスティン・マークス、同じくエグゼクティブプロデューサーのレイチェル・コンドウ、ミカエラ・クラベルと共に舞台あいさつを行い、完成した作品の見どころなどを語った。
「SHOGUN 将軍」とは
同作は、戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説“SHOGUN”を、「トップガン マーヴェリック」の原案を手掛けたマークスらが新たに映像化した戦国スペクタクルドラマ。1600年代の“天下分け目の戦い”前夜の日本を舞台に、真田演じる戦国最強の武将・吉井虎永、漂着したイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(のちの按針/ジャーヴィス)、ブラックソーンの通訳を務めるキリシタン・戸田鞠子(サワイ)らが直面する陰謀と策略がダイナミックに描かれ、ディズニープラスのスターで2月27日(火)より独占配信される(全10話/初回は2話配信その後毎週1話ずつ配信※最終話は4月23日[火]配信予定)。
徳川家康にインスパイアされた武将・虎永役で主演を務める真田は、ジャパンプレミアを迎え「長い旅路の果てに、ようやく日本の観客の皆さまにお披露目できる日が来たことを本当にうれしく思います。もう感無量で何からしゃべっていいか分からないぐらい」と、万感の思いを吐露。
長年本作に携わってきた真田は、キャストとしてだけでなくプロデューサーとしても名を連ねており、撮影中にもスタッフとして奔走した。真田演じる虎永のライバル・石堂和成役の平が「ご自身が出られてないシーン、出演がない日でも毎日最初から最後まで現場にいらっしゃって、エキストラの人の衣装を直したり、ヘアを直したり、本当に頭の下がる思いでした」と振り返れば、虎永の腹心・戸田広松役の西岡も「彼は本当に素晴らしかった。全シーンですよ!自分の出てないシーンも全部行って、コロナの最中ですからマスクを二重にして、ゴーグルをしてうつらないように万全な態勢でやってくれて、みんな感動していました」と、賛辞を惜しまない。
真田、キャスト&スタッフと「常に現場で一緒に戦ってきました」
そういった“プロデューサー業”で意識したことについて、真田は「できる限り原作を尊敬して忠実に描きながら、ジャスティンとレイチェルと相談して(台本を)作り上げました。歴史はもちろん大事なことなんですけど、オリジナリティーをどうクリエイトするのかが一番大事。あとは勇気を持って日本から海外の作品に飛び込んでいただいたキャスト、時代劇のスペシャリストのクルーたちの才能をいかに最大限に引き出すのかが自分の仕事だと思って常に現場で一緒に戦ってきました」と打ち明けた。
そして、あらためて見どころを聞かれると「見どころは全シーン、毎カット全て。全てのエピソードが宝物です。参加した者たちの思いをくみ取りながら見ていただき、2話、3話と回を増すごとに濃く、激しくドラマチックに盛り上がっていきますので、最後まで堪能していただければと思います」と、力強くアピールした。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)
※西岡徳馬の「徳」は心の上に一本線が入るのが正式表記
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