北野武が酔っぱらった勢いで言っちゃったひと言で大苦戦!?
語学学校を運営する(株)ECCは、これまでも同社のCMキャラクターを務めてきた北野武を起用した新CM「ビジネス」篇2本、「カジュアル」篇2本の計4本を1月8日(金)から関東・中部・近畿・中国エリアで放送をスタートする。
今回のCMは「ビジネス アレックス先生」篇、「ビジネス テア先生」篇、「カジュアル クリス先生」篇、「カジュアル アニー先生」篇の4本。北野がそれぞれ「ビジネス英語を習うなら、その道のプロに習いたい」「英語をカジュアルに楽しく習いたい」という消費者のニーズに対する北野の発言に対して、ECCのネーティブ講師たちが「お任せください!」と自信を持って応えるという設定だ。
同社のCMに出演して3年目となる北野は、今回初めて日本語を一切使用しない、全編英語ぜりふで撮影に挑んだ。これまでのCMでは「Why not? ECC」という英語を披露していたものの、「昨年のせりふでは“not”の部分(の発音)が強くなっちゃって困ったんだよなぁ」とどこか自分の発音に納得がいかなかった様子。その反省もあってか(!?)、今回の撮影では本番に入る直前まで英語の先生と一緒に発音やアクセントの最終確認を念入りにしていた。「ハリウッドからいつ映画のオファーが来るかも分からないから(笑)」と現場スタッフの笑いを取りながらも、再び目はテキストへ。そのため、本番では“not”の発音に苦戦することもなく長ぜりふを難なくこなし、わずか5テイクで無事に終了した。
今回のCMが全編英語となったのは、北野自身が提案したことだそう。その時は酒を飲んで酔っぱらっており、その勢いで言ってしまったとのこと。「前に映画で英語のせりふを言ったことがあったんだけど、台本は全部カタカナだったんだよ(笑)」とおどけながら告白していたが、今回の台本はすべて英語。1週間かけてECC講師による練習用DVDを見ながら勉強したそうだ。北野は「はっきり、思いっ切り話せば、声が(相手に)聞こえて通じるんだよね。勇気を持って。英語は勇気です」と“世界の北野”ならではの力強いメッセージを送った。
下記は、今回のCMで北野が披露した英語。
「If you're going to learn business English, don't you need a qualified professional?」(ビジネス英語ってのはさ、学ぶからには、その道のプロというか、しっかりした人に教わりたいよね。)
「It'd be cool just being able to speak English. And learn it in a fun, casual way.」(英語を話せるって、それだけでなんかいいもんね。それも楽しく、気軽に習いたいもんだね。)
「I'm counting on you.」(頼もしいね。)