小林由依卒業に大園玲「気付かないうちに気持ちは準備できていた」
――2月1日に行われた一期生・小林由依さんの卒業コンサートの感想も聞かせてください。
大園:卒業を最初に聞いた時は寂しかったですが、自分でも気付かないうちに「由依さんがいなくなったらどうなるんだろう」と気持ちは準備できていたように思います。
卒業コンサートでの由依さんは本当にすがすがしい表情をしていました。涙を流す姿はリハーサル期間から全然見掛けなかったので、「やりきった」という気持ちでいらっしゃるんだなということが、残る自分たちにとってもうれしかったです。そんな由依さんを見て、改めて自分も頑張ろうと思えました。
――一期生メンバーが一人一人卒業していく中で、大園さんは二期生メンバーとしてグループに対してどのような思いがありますか?
大園:由依さんだけでなく、一期生さんの皆さんはいらっしゃるだけでグループに対して緊張感を与えてくれていたと思うんです。そういうピリッとした空気のようなものを無くしちゃいけないということをすごく感じています。
的野美青、1日目は「家で大号泣してました」
――的野さんは、体調の影響で卒業コンサートは2日目の一部で登場となりました。
的野:1日目は家で配信を見ていて、大号泣してしまいました。残り2日間しかない、櫻坂46として踊る由依さんの姿を最後に見られないというのが悔しくて、2日目には客席からでもいいので行きたいと思っていました。
結果的に、アンコールだけでも参加することができて、ドレス姿も見られたので、本当に良かったです。本気で休んで、気合いで治しました(笑)。
――コンサート後にもお話はされましたか?
的野:内容のあるような話というより、ひたすらくっついていました(笑)。
大園:由依さんが一人ずつにプレゼントとお手紙を用意してくださっていて、それを頂く時に少しお話ができました。お手紙の内容がすごくうれしくて、お守りにしようと決めました。毎日バッグの中に入れています。
◆取材・文=山田健史