初めてのお泊まり中に桜志からの電話が……逸臣の表情に不穏な予感
一方、合宿で雪と逸臣の距離もさらに近づく。例のしりとりで、「海を越えて彼女と旅行」と願望を明かした逸臣。雪もまた逸臣と旅行するために、バイトをしてお金を貯めようとしていた。
幼なじみである桜志(CV:大塚剛央)の姉・実桜(CV:庄司宇芽香)がバイトを紹介してくれることになり、合宿当日もその連絡を待っていた雪。そんな彼女を、自分がプレッシャーをかけているのではと心配しつつも今をめいっぱい楽しませようとする逸臣の行動があたたかい。その無邪気な笑顔に、雪は家に帰るのが惜しくなるほど嬉しくなる。それは逸臣も同じだった。
「まだ帰したくない」と逸臣は雪を強く抱きしめ、京弥たちと別れた後に自分の家へ連れて帰る。初めてのお泊りに雪はドキドキが止まらない。そんな中、雪は逸臣の部屋で付箋がたくさん貼られた手話ノートを見つける。一度教えた手話は必ず覚えてくれる逸臣の努力を知り、思わず雪は胸が熱くなるのだった。
だが、そこで思い起こされるのは桜志の存在だ。あまりに自然に手話を使っているからつい忘れそうになるが、そこにたどり着くまでには相当努力したはず。その努力は他の誰のためでもなく雪のため。それなのに雪を前にしたら憎まれ口ばかり叩いてしまう桜志に、いずみ(CV:髙橋ミナミ)は「もっと素直になりなよ じゃないと見てるこっちが つらくなる」と助言する。桜志に向けるその切ない表情を見るに、彼女にもまた素直に伝えられない気持ちがあるのだろう。
そんないずみの言葉を受け、雪に電話をかける桜志。その通話画面を逸臣が目にしたところで第9話は終わった。逸臣も桜志の存在を意識しているのか、スマホを見下ろす少しピリッとした表情が不穏な展開を思わせる。次週は雪と逸臣が付き合い出したことを知った桜志の気持ちが溢れ出す回になりそうだ。
◆文=苫とり子
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