指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「≠ME」(ノットイコールミー)が3月3日、≠ME 5周年記念コンサート「≠ME 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催。昼公演では3月20日(水)に発売する1stアルバム『Springtime In You』のリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」をコンサート初披露。夜公演では「≠ME 全国ツアー2024『やっと、同じクラス』」の開催をサプライズ発表し、ファンを沸かせた。
≠ME 5周年コンサートが開催
今回のコンサートは、グループの5周年を記念したものであり、≠MEにとって初のアリーナ単独公演。Overtureではこれまでの5年間の集大成とばかりに、会場のファンから大きなコールが響き渡る。メインステージから光が差した先のセンターステージには冨田菜々風が登場した。ダークなピアノの音がゆっくり流れると、「天使は何処へ」を独唱。「おおー!」と歓声が起こる中、頭サビを歌い上げると、アレンジされたダンスナンバーがスタート。メインステージからは、ポップアップで勢いよくメンバーが飛び出して登場し、会場を驚かせた。
続く「チョコレートメランコリー」では全員がセンターステージへ。迫真のパフォーマンスを見せたかと思うと、菅波美玲・谷崎早耶の曲中でのせりふに歓声が沸いた。続けざまに櫻井ももがマイクスタンドを手にすると、センターステージが高くせり上がり、桃色の照明で照らされる中センターを務める「桃色デイブレイク」で美声を響かせる。
さらに永田詩央里センターの「ワタシアクセント」では炎の中で迫力のダンスパフォーマンス、「アンチコンフィチュール」ではグリーンのレーザーで壮大さを演出したかと思うと、最後の決めポーズはそれぞれセンターを務める楽曲のポーズをとり、エモーショナルさも演出した。
蟹沢萌子が「ノイミーのこと、愛してるかー!」と煽ると会場のボルテージが一気に上昇。ダンスナンバーにのせたノリノリの自己紹介ではファンからの名前のコールが起こると最後には河口夏音の「まだまだ声出せるー?」を合図に「ノイミー!ノイミー!」と特大コールに包まれた。
アルバムリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」をコンサート初披露
オープニングを大胆に飾ったダンスナンバーとは雰囲気を一変させ、蟹沢・川中子奈月心・櫻井・冨田の4人が「月下美人」を熱唱したかと思うと、河口を筆頭に尾木波菜・落合希来里・菅波の4人が客席通路に登場。「こちらハッピー探検隊」では恒例になった「雰囲気イリュージョン」のコーナーでは河口が真っ二つになるイリュージョンに加え、センターステージからメインステージへと瞬間移動にトライ、ハッピーな空間に包まれた。
続くコーナーは2人ユニット。昼公演では鈴木瞳美・谷崎の映像から「サマーチョコレート」がスタートすると「ひぃちゃん!さややん!ひぃちゃん!さややん!」と、とびっきりかわいい空間に。
猫耳をつけて登場した永田と本田珠由記の“しおみる”ユニット「2時半ろけんろー」ではにゃんにゃんコールでファンを楽しませた。会場を真っ赤なペンライトに染めた「ピオニーズ」を歌唱する蟹沢と冨田は、手をつないで見つめ合う姿で魅了した。
夜公演では、メンバーと曲順をシャッフルしてユニットを披露。「2時半ろけんろー」を鈴木・谷崎が、「ピオニーズ」を永田と本田、「サマーチョコレート」蟹沢と冨田がオリジナルの衣装でパフォーマンスした。
また、これまでの軌跡を回顧するメンバーインタビュー映像で、会場一体がエモーショナルな雰囲気に包まれると、水色の衣装に着替えたメンバーが登場。アルバム『Springtime In You』のリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」をコンサート初披露し、桜の映像と共に春らしく温かい空気で会場を包んだ。
終盤に差し掛かる「まほろばアスタリスク」では、せり上がったセンターステージで渾身の歌声とダンスを披露。大サビではキャノンが発射されるサプライズもあった。