鈴木愛理流の自分の愛し方、第一歩は「自分が笑顔でいられる時間を作る」こと
ーー「愛理」はミュージシャンへの憧れを持ちつつも、「何者でもない自分」にモヤモヤを抱えている人物です。鈴木さんが歌手を志したときはどのようなモチベーションで活動されていましたか?
私は8歳からのこの世界にいるので、良い意味で仕事をしている感覚がなくて、生活の一部って感じなんです。歌って踊って人前に出ることで、鈴木愛理でいるモチベーションを保っています。でも大きすぎる夢は漠然としか持たないようにしていて、目の前の小さな積み重ねを大事にしていくタイプかなと思います。お母さんからよく「3年後の自分のために頑張りなさい」って言われるので、何かあったらそう考えるようにしていますね。
ーーよい言葉ですね。「こうなりたい!」っていうイメージはなかったのでしょうか?
そうですね。30代の時にこんな感じでいたいなっていうのはありましたけど、実際には全く違うので。(笑)ただ、常に現状に満足しないようにしてきました。
ーードラマの愛理は、今のままの自分をテーマに描かれますよね。鈴木さんご自身は自分を愛してあげるために心がけていることがありますか?
今の時代はすぐにエゴサもできて、芸能活動をしていない子でもSNSで批判されることがあって、昔より傷つくことが増えているのかなと思うんです。私は何かあったら“人は意外と自分を見ていない”と考えるようにしています。自分を愛してあげるためには、「まず自分が笑顔でいられる時間を作る」ことから始めると良いかもしれないです。よく食べてよく寝て、好きだなと思える人と一緒にいてっていうのが大事だと思いますね。
ーー最後に、「ある日、下北沢で」についてのコメントをお願いします。
1話限りのドラマではありますが、音楽や下北沢という街を通して、自分自身のあり方や今の幸せな環境に気付くことができるような作品になっています。3月は新学期が始まる直前で新しいことにワクワクしている時期だと思うんですけど、4月からの新生活に向けて背中を押すようなドラマになれば嬉しいです。
(スタイリスト/森宗大輔 ヘアメイク/榊原みさと)
【放送日時】
3月17日(日)19:00〜20:00<TOKYO MX1>
3月24日(日)19:00〜20:00<BS11>
【出演】
鈴木愛理、石毛 輝、岡本伸明、松本誠治、御徒町凧、おかもとえみ、
土岐麻子、小林克也、西寺郷太、ピエール中野、
曽我部恵一、高野 洸、Licaxxx、フウセンカヅラ、
春風亭一之輔、アン ミカ、ヒロ杉山 ほか
【主題歌】
「ONE DAY」(歌:鈴木愛理 作詞作曲:西寺郷太)
【企画・プロデューサー】脇田 佳香 (TOKYO MX)
【脚本・演出】天明 晃太郎
【プロデューサー】白石真教 (BS11)
【製作著作】TOKYO MX/BS11
【配信情報】
▼スマホアプリ/Webサイト「エムキャス」にて全国無料でリアルタイム配信!
(3月17日(日)19:00〜20:00リアルタイム配信)
▼民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて2週間無料見逃し配信!
(3月24日(日) 20:00~配信開始)
▼ネット見逃し配信サービス「BS11+(BS11プラス)」にて2週間見逃し配信!
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