アイドルグループ・#ババババンビがワンマンライブ「『馬鹿騒ぎ”天下統一』at日本武道館」を3月14日に開催。ライブ前に囲み取材に応じ、格闘家・角田信朗との約束をかなえた喜びを語った。
“やり直し”デビューライブ以来の共演
吉沢朱音、岸みゆ、水湊みお、小鳥遊るい、池田メルダで活動開始した同グループは、近藤沙瑛子、宇咲の加入、吉沢、池田の卒業を経て5人で活動中。2023年8月の「TOKYO IDOL FESTIVAL」のステージで念願だった日本武道館ワンマンライブ開催を発表し、翌月にはキングレコードよりメジャーデビューを果たした。
ライブ前の囲み取材には、#ババババンビとともに#ババババンビの「Overture」の声を担当している角田も登場。コロナ禍によって延期となったデビューライブから1年越しで行われた“リベンジ”ライブでは#ババババンビと一緒に「ぱぱばばんびすむ~!」を踊った角田。この日はステージ上で#ババババンビを一人ずつ呼び込み、久しぶりの共演となった。
小鳥遊は「登場時の『Overture』に角田さんにお声を入れていただいて、デビューの頃からずっと、4年間どのライブでも絶対に欠かさず、対バンライブでもワンマンライブでも(角田の声が入った)音源を使わせていただいてて。#ババババンビがあまりアイドル現場で知られる前、名前を知られる前からも角田さんのSEを聞いて、『あ、このグループね』って思ってもらうこともあるぐらい、私たちのライブにとってなくてはならないお声を入れていただいてます」と、支えてもらったと感謝。
「やり直しデビューライブをさせていただいた時に、初めてライブに来てくださって、『その時に私たちの夢は日本武道館に立つことです。いつか日本武道館に立てる時は、ぜひまたライブに登場してください』ってお願いさせていただいてたので、今回こうしてその夢がかなって、すごくすごくうれしいです」と角田との久しぶりの共演を喜ぶ。
角田信朗「この年になってまた一つの新しい夢を実現させてくれた」
角田は「#ババババンビの灰色担当しております、角田です」と笑わせて場を和ませると、「言霊って、『あの武道館行くんだよ』って口にして、いつも口に出して、みんなそれを本当に真剣にそこを目指してたら、必ず夢実現するよって。格闘技が東京ドームに進出したのと同じだと思っていたんで。ただ、今日、久しぶりに武道館に立って、『あ、この子たちがこのおじいちゃんを冥土の土産に武道館に連れてきてくれたな』っていう、もう孫のような年のメンバーですから、彼女たちの夢の実現に、こんな枯れ木でも少しはお役に立てたかなっていうのはすごくうれしく思っています。もう自分のことのようにうれしく思います」と、夢をかなえた#ババババンビへの思いを吐露。
また、「大きな夢を口にすると、周りはみんな馬鹿にするんです。なんだけど、笑われても最後まで信じて実現させる。すごい魅力的で。この63年間、日本武道館は格闘技の時代からお世話になってはいるんですけど、試合したことは一度もなくて。いつもレフェリーで。でも、4回歌わせていただいてるんです。最後に歌ったのはももクロの『男祭り』(2012年11月)の時でした。だから、夢って周りが見たら笑うようなことを、本当に真剣に馬鹿になって突き進んでいった時に、実現させた時に、その周りの笑いが拍手と歓声に変わる。それをこんなに若くして実現させてしまう子たちってすごいなと思います。すごくリスペクトだし、そこに一緒に立てるっていうのも、この年になってまた一つの新しい夢を実現させてくれて、感謝の気持ちしかないです」と、夢をかなえた#ババババンビを称賛した。
KADOKAWA
発売日: 2023/01/31