「みんなそれぞれがどこか役とリンクしている気がする」
彰、潤、優人、司の4人は児童養護施設で一緒に育ち、現在はシェアハウスで暮らしている家族のように深くつながっている友人関係。しかし、宝くじで7億円が当たったことにより、当たりくじを巡ってだまし合いが繰り広げられる。
木戸:彰は4人の中でもリーダー的な存在。シェアハウスを始めようと言い出したのは彰なんじゃないかなと思って演じていました。役に入るというより、現場でみんなと話していたら自然と彰になれた気がしたから不思議。
山下:潤はテンションが高くてムードメーカー。僕自身は思ったことをすぐに口にするのではなく一度内に秘めるタイプなので、真逆な気がする。だからこそ面白かった。
西垣:優人はいるだけで場が和む、柔らかい雰囲気を持っている人物。潤と真逆で、人の話を聞いているのが楽しいタイプな気がする。僕もこの現場で3人の話し声を聞きながら1人で本を読んだりしていたので、ちょっと似ているかも。
豊田:司は何だかすごく怒っているんだよね(笑)。仲間思いだけど叱るところは叱るし、どこか冷静な部分も持っている印象。
木戸:実は僕、台本を読んですぐに「豊田裕大くんが司かな?」と思ったんだよ。一度も会ったことがなかったけど勝手にイメージできて(笑)。だからそのまんま!
西垣:みんなそれぞれがどこか役とリンクしている気がする。そんな姿を楽しんでほしいです。
シェアハウスしてみたい? 西垣「僕は2泊3日まで」
彰らはシェアハウスで暮らしているが、やってみたいかと尋ねると…。
豊田:僕は高校生のとき寮生活で、2人1部屋だったけど大変だった(笑)。男の共同生活はあまりお勧めできないかも…。
山下:そうなの? 勝手な印象だと、面白そうだと思った。『お風呂、誰から入る?』みたいな会話をしたり…。やるなら4人がいいな。
木戸:僕もやってみたいけど、期間限定と決めてやるのがいいかも。イベントとして楽しむというか。それぞれの友達と仲良くなったりできるのも魅力的!
西垣:僕は2泊3日まで。それ以上はプライベートが欲しくなる。
山下:それって旅行!(笑)
西垣:でも撮影中は楽しかったから、この4人ならできるのかも…。
木戸:そのときは絶対にプライベートを守った家づくりをしよう!
取材・文=玉置晴子