「言葉に詰まるというのはこういうことなのか、と体感しました」
3月16日放送の最終回には、鈴木が篠田に「言ってもらいたかった」というせりふが含まれていると明かす。
それに対して篠田は、「せりふをいただいて自分が読んでいて、言葉にすることができない経験がなくて。今回いただいた台本の時に『ここのこのシーンのせりふが、とても言えない』ということがすごくあったんですよ。それが後々、おさむさんに聞いて『篠田さんに言わせたかった』と言ってくださったんですけど。オブラートに包んで言うと“人生って無駄なことってないんだな”と思ったくらい、今まで自分が体験してきたことも含めて、出てくる感情も含めて、言葉に詰まるというのはこういうことなのか、と体感しました」とコメント。
鈴木は「篠田さん、言うの嫌だろうなって思う気持ちもあったんですけど、それを乗り越えると、このドラマをやった意味というか、本当に一番出るんじゃないかと思って書いた」と思いを告白。
共にそのシーンで芝居をした伊藤も「せりふも含めてそのシーンと考えた時に、このシーンがあるために1話から8話までやってきたんだなっていうのを思っていて。実際に撮っていた時は、役柄としてのお芝居もそうだけど、ここまでやって来て作品が終わりを迎えるんだっていう気持ちも相まって、過剰に気持ちを入れることなく、自然に受けるだけでそのシーンを良い物に出来たなと思います」と期待感をあおった。
WOLF HOWL HARMONYの生パフォーマンスも
また、会見の最後には主題歌「Frozen Butterfly」を歌うWOLF HOWL HARMONYがサプライズで登場。生パフォーマンスを披露したほか、TikTok用に佐藤大樹から作ってもらったという振り付けを篠田麻里子と共に撮影。
彼らをオーディションから見守り続けてきた鈴木は「素人の頃から見ていたので、何千人・何万人の中から選ばれて、主題歌を歌ってくれてここに一緒にいるっていうのは感慨深いです。運命めいたものを感じます」と顔をほころばせていた。