デビュー楽曲「この雫は、海を越える。」は「メンバーの人生背景を踏まえた歌詞になっている」
ーー坂口さんはAKB48としてのキャリアもあります。なぜ再びアイドルの道を選んだのか想いをお聞かせください。
坂口渚沙:大人数で恵まれた環境にはいたんですけど、「もどかしい」っていう想いが大きかったんです。自分だけじゃなくて、ファンの方にももどかしい想いをさせてしまったと思っていて。こういう形で再デビューできたので、ファンの皆様を笑顔にしたいです。まだまだアイドルをやり切ったとは思っていなくて、今もメラメラしています。
ーーデビュー楽曲「この雫は、海を越える。」を初めて聴いた時の印象はいかがでしたか?
みのり:勝手なイメージでカッコいい系、セクシー系の曲でデビューすると思っていたんですけど、実際に聴いてみたら可愛い系の曲だったのでびっくりしました。でも歌詞を読んだ時に、自分たちに当てはまる部分があったので、どういう意味があるんだろうって考えながら聴いていました。
湯浅順司:メンバー皆みんなの人生背景を踏まえた歌詞になっているんですよ。例えばみのりなら、K-POP事務所で長く研究生をやってたので「鏡の前で汗を流す~」というフレーズを渡したり、メンバーそれぞれのための歌詞を割り当てています。歌詞は、作曲の俊龍と2人で考えました。
ーーSizuk Entertainmentとしては、グループメンバーの人数はどのように決めたのですか?
湯浅順司:最初から5〜7人と決めていました。大人数のグループだと、自分専用の衣装や振り分けのポジションを貰えない子もいっぱいいるんです。せっかく人生をかけてアイドルになるのに、自分のポジションもなければ衣装もないって、そんなアイドル人生切ないな、って。だから僕のグループでは、ちゃんと自分のポジション曲を持っていてほしいし、自分専用の衣装をあげたい、っていう想いがあったんです。一人ひとりが最も輝くグループの人数って何人だろうってずっと研究してて、その結果5〜7人になりました。
――たしかに、衣装もみなさん違うんですね。歌割りも個人の背景に合わせて…となると誰一人欠けられないですし、みなさん責任重大ですね!
全員:はい!!
目指すのは“多国籍ビュッフェ”のようなグループ「飽きさせないライブをしていきたい」
ーー今後どういうライブをしていきたいですか?
坂口渚沙:一度見たらずっと熱量が冷めないようなライブをやりたいです。楽しかったって余韻が残るライブがしたいですね。そのためには、1曲ごとに全然違う姿を見せる必要があると思っています。とにかく飽きさせないライブをしていきたいです。
湯浅順司:今のアイドルグループってコンセプトが決まってる場合が多いと思うんですけど、私たちは型にハマらないスタイルでやっていきたいですね。一言で言うと、多国籍ビュッフェを目指しています。言語もジャンルも色々バリエーションが豊富なライブをしたいですね。一緒に盛り上がれる王道のアイドル曲をやりつつ、K-POPのようにパフォーマンスを見てほしい曲、心に響く素敵なミディアムバラードなどもやれたらなと。
ーーアイドルはやってみたい夢や仕事があればお聞かせください。
みのり:ディズニー作品の歌を歌いたいです!
七海花菜:ドラマに出たいです…特に朝ドラ!出たいです!
水川心愛:雑誌のLARMEに出たいのと、いずれはCM女王になりたいです。モデルも女優もやりたいですね。グループ名もLARMEさんに似てるし!
牧野りりさ:「マジすか学園」が好きなので、このグループでドラマに出たいです。
全員:やりたい~!やろうやろう!
みのり:バラエティーでれる人になりたいね!
坂口渚沙:個人としては、地上波のオカルト番組でレギュラーを持ちたいです(笑)。あとはラルメールではレギュラー冠番組を持ちたいですね。
ーー最後に、グループとしての目標をお聞かせください。
みのり:コーチェラ!
――世界のビッグアーティストが集まるあのコーチェラですか?
七海花菜:えすごい、じゃぁそこで!
全員:いいね!
みのり:コーチェラ・フェスティバルに出たいです。そこに出られたら「最高」じゃないですか。
湯浅順司:東京ドームとかじゃないのか…!ビックリした!
水川心愛:じゃあ…ワールドツアーもやりたい!?
牧野りりさ:1STライブも終わってないのにそんなこと言う人いないよね(笑)
坂口渚沙:目標は高く行きましょう!