葵わかなと玉木宏が、9月から放送予定のBS時代劇「おいち不思議がたり」(NHK BSほか)に出演することがわかった。
「おいち不思議がたり」とは…
同作は、あさのあつこによる「おいち不思議がたり」シリーズが原作。江戸・深川で医者になりたいと夢見て、父である医者・松庵を手伝うヒロインのおいちは、無念のうちに亡くなっていった者たちの“声”を聴き“姿”を見る特別な力を持っていた。そんなおいちが、岡っ引きの親分と共に、人間の闇に迫り、謎を解いていく推理時代劇で、また、悩みながらも自らの力で道を切り開いていくおいちの青春成長物語だ。
葵は特別な力を持つヒロイン・おいちを、玉木はおいちの父で医者の松庵を演じる。
「おいち不思議がたり」あらすじ
町医者である父・松庵(玉木)の元に生薬屋「鵜野屋」の若旦那直助が尋ねてくる。おいち(葵)はその背後に助けを求める女の姿を見る。おいちの伯母・おうたは、おいちと直助の縁談を進めようとするが鵜野屋を訪ねたおいちに女中お絹が「おやめなさい。あの人に殺されますよ。」と囁く。直助の周囲では前妻・加世と、以前恋仲だった女中・梅が病で亡くなっていた。
おいちは岡っ引きの仙五朗親分と探り、犯人に目星をつけるが、事件は意外な方向に。江戸ではその後も、不思議な事件が多発する。その事件解決に活躍しながら、おいちは一歩一歩、医者への道を進んでいく。