山崎育三郎、連ドラ初主演作撮了!「今までで一番楽しかったし、居心地が良かった」
ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎が連続ドラマ初主演を務める「あいの結婚相談所」(テレビ朝日系)が、クランクアップを迎えた。作品内の随所にミュージカルの要素を取り入れるなど、斬新な演出も話題をさらった本作で、個性の強い役を演じ切った山崎とヒロイン役の高梨臨がすべての撮影を終え、思いのたけを語った。
同ドラマは、超毒舌な動物行動学の元准教授の所長・藍野(山崎)が、ワケありの男女を確実に結婚へと導く新感覚の婚活ミステリー。
最後の撮影は、「あいの結婚相談所」の舞台となった横浜でのロケ。しかも最終話、ドラマの最後を飾る山崎と高梨の2人だけのシーンという、オールアップにピッタリの撮影となった。
「OK」の声がかかり、すべての撮影が終了すると、山崎&高梨の2人にはスタッフから花束が贈られ、その場で簡単なあいさつがあり、山崎は「日本のドラマでやってこなかった新しいチャレンジができた」と充実した表情で語った。
一方、高梨も「本当にいい現場だったからこそ、終わってしまうことが残念」と、山崎同様「あいの結婚相談所」への愛着を語った。
そんな2人のあいさつが終わったところへ、先にすべての撮影を終えていた真壁男夢役の中尾暢樹と橘シャーロット麻理子役の山賀琴子がサプライズで登場。思わぬ相談所メンバー2人の合流に、山崎と高梨も喜びひとしおで、にぎやかなクランクアップとなった。
山崎は撮影を振り返り「2カ月間お疲れさまでした。そしてありがとうございました。今回、僕は初めての連ドラ主演ということで、いろいろなプレッシャーもありました。初めてのことで大変な部分もありましたが、チームが一致団結してとてもいい雰囲気の中で撮影できたことが本当に幸せでした」と充実感を漂わせた。
また、高梨は「2カ月間、本当にありがとうございました。暑い中でのロケが多かったので大変だったと思いますが、スタッフ、キャストの皆さんに恵まれ本当に楽しい撮影でした」と、振り返った。
感動的な雰囲気でクランクアップしたが、最終話は次週9月1日(金)。その前、8月25日(金)放送の第5話では、物語がクライマックスに向かって動き出す。
恋愛弱者の男性から金品をだまし取る“婚活荒らし”亜美(中村静香)と、イケメン僧侶の磯山(石黒英雄)という、“あり得ない2人”を結びつけるべく、東奔西走する藍野とシスター・エリザベス(高梨)ら「あいの結婚相談所」のスタッフたち。その一方で、結婚相談所のスタッフたちの秘密も徐々に明らかに。
これまでもどこか謎めいた存在としてスポット登場してきた、あいの結婚相談所のオーナー・都築(鹿賀丈史)もその1人で、実は“縁切り屋”の美女・麗美(中村アン)と過去に何らかの関係があったらしいことが明らかになる。そして都築は、その麗美のことで藍野に何事かを頼もうとするのだが…。
ちなみに、その藍野と都築のシーンはちょっとしたミュージカル仕立てになっているそう。鹿賀がテレビドラマで歌うのは珍しく、ミュージカル色の強い「あいの結婚相談所」だからこそ実現した山崎×鹿賀の共演は、期待して良さそうだ。
あらためて山崎は「自分のドラマ人生はそれほど長くはないのですが、今までで一番楽しかったし、居心地が良かったです。この出会いを僕の宝としてまた皆さんとご一緒できるように頑張っていきたいと思います。本当に皆さんのおかげで幸せな時間を過ごすことができました。ありがとうございました」と、“座長”としてファンに感謝を述べた。
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる
※最終回は9月1日(金)