椙本「崇は君のものにならないよ、諦めな」
ワイナリーを経営するきっかけを尋ねられると「恋に落ちたんです」とワインとの出会いを語る椙本はとてもキザな人物に映る。
取材が終わり、宮田がお礼を言って帰ろうとすると、椙本が宮田の腕を取って強引に引き寄せる。椙本は体をぴったりとくっつけると宮田の耳元で「崇は君のものにならないよ、諦めな」とつぶやく。
宮田がギョッとするとさらにガッツリとハグして「Au revoir」とフランス語でまた会いましょうとささやく椙本。
去ろうとする椙本を宮田が「ちょっと待ってください」と追いかけると椙本は振り返りもせずに「また捨てられるよー、あの時みたいに」と言う。椙本は宮田に向き直ると「写真見てくれた?あの日、君は来なかったけど、結局崇は男と駆け落ちする噂が広まったせいで、養子に出されたんだよ」と話す。じっと見つめる宮田に椙本はふたたび耳に口元を寄せて「Au revoir」とささやいて立ち去るのだった。
椙本が一筋縄ではいかない人物ということが伝わり、宮田の恋の行方がますます心配になった。
◆構成・文=牧島史佳
※高松アロハの「高」は、正しくは「はしご高」
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