チュ・ジフンとハン・ヒョジュが初共演することで注目を集めるドラマ「支配種」。4月8日に開催された制作発表会見にはジフンとヒョジュ、共演のイ・ヒジュン、イ・ムセン、パク・チョルファン監督が登壇し、心に残った共演エピソードを語った。
人工培養肉を巡る近未来の物語
「支配種」は、大統領テロ事件の犯人を暴くため、元軍人のウ・チェウン(ジフン)が真相に迫るサスペンス。チェウンは、人工培養肉技術で急成長する国際企業・BF社のCEOユン・ジャユ(ヒョジュ)に狙いを定め、彼女のボディーガードとして意図的に近づく。
ドラマ「キングダム」(2019年)などのジフンが主人公を務め、「ムービング」(2023年)では初の母親役で注目を集めたヒョジュがミステリアスな女性CEO役。悪役キャラに定評のあるヒジュンがBF社を搾取しようとする国務総理ソヌ・ジェを、ムセンがBF社の研究所所長オン・サンを演じる。
ヒョジュ「演技する醍醐味(だいごみ)のある現場でした」
会見では、共演陣同士の“ケミ(相性)”に注目が集まった。ジフンがヒョジュについて「非常に凛とした、密度の高い俳優さん」「芯の強い方なので、私はすごく頼りにしていました」と語れば、ヒョジュもジフンについて「俳優としての振る舞いはもちろん、現場全体を見渡すプロデューサーとしての目もお持ちです。トラブルが起こりそうなときに声をかけてくださり、とても心強かったです」とコメント。初共演の2人だが、相性はバッチリだった様子だ。
また、印象深い共演シーンの話題では、ヒジュンが「ヒョジュさんとの4~5ページにわたる対話シーンがあったんですが、現場で何回も合わせてみました」と、大変なシーンを2人で乗り越えたことを回想。ヒョジュもヒジュンについて「毎回、撮るたびに違うリアクションをしてくださるので、演技していて楽しかったです。一つのテイクが10分くらいになるような長回しもあって、演技する醍醐味のある現場でした」と振り返った。