佐藤勝利(timelesz)が、4月9日に都内で行われたミュージカル「Endless SHOCK」開幕記念会見に登場。主演の堂本光一(KinKi Kids)、共演の中村麗乃(乃木坂46)、越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、松崎祐介(ふぉ~ゆ~)、前田美波里、島田歌穂と今作へかける思いや、堂本とのエピソードなどを語った。
「SHOCK」ラストイヤーの幕開け
2000年11月の初演「MILLENNIUM SHOCK」で帝劇史上最年少座長として、堂本が当時21歳にして帝劇初出演・初主演を務めて以来、国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける「SHOCK」。2024年は現・帝国劇場の2025年2月の建て替えのための休館に伴う、クロージングラインアップの一環として上演され、4、5月の帝国劇場(本編・Eternal編同時上演)公演を皮切りに、7、8月は大阪・梅田芸術劇場(本編のみ)、9月は福岡・博多座(本編のみ)、そして11月は現・帝国劇場最後の公演(本編のみ)を予定している。
堂本演じるコウイチのライバル役を中山優馬、上田竜也(KAT-TUN)と共にトリプルキャストで務める佐藤は、「15歳の時に、初めて見たエンタメが『Endless SHOCK』でした。それから光一くんにずっと憧れて、『Endless SHOCK』がラストイヤーの年に光一くんと役として肩を並べるライバル役をやらせていただけて、本当に光栄です。一生懸命頑張りたいと思います」と、今作にかける思いを明かした。
また、メンバーの中島健人が卒業し、Sexy Zoneからtimelesz(タイムレス)へ改名、新メンバーオーディションの開催発表と変化の多い新年度を迎えた佐藤。今の心境について、佐藤は「たくさん変わったことがあるんですけど、変えてはいけないことも一方で大事にしたいなと。光一くんの背中を追い続けて感じることもそうなんですけど、やっぱり応援してくださっているファンの皆さまに楽しんでいただくこともすごく大事で、変えてはいけないことだと思いますので、大事にしていきたいですね」と憧れの先輩の背中を追ってエンタメを追求すること、ファンと真摯(しんし)に向き合いたいという思いを打ち明けた。
堂本がtimeleszメンバー入りを直接懇願?
そんな中、先日堂本がtimeleszの新メンバーに立候補したという話題に。堂本は「応募資格あるのかな?って思ってよく見たら、なかったんです。(※応募可能なのは18歳から30歳まで)芸歴だけで年齢超えてました!」と残念がると、佐藤は「レジェンドですから!逆に恐れ多いです」と恐縮しきり。
それでも堂本が「『SHOCK』のコウイチなら27、8歳くらいの設定なので。(菊池)風磨も反応してくれて、『カタカナのほうなら…』みたいな。意外と赤い薔薇も似合うぜ?(笑)」と食い下がると、佐藤は「(薔薇は)お似合いですけど…。でもすご過ぎますから、僕たちが並べないです」と、流石に肩を並べて同じステージに立つのは難しいと返した。
そして堂本は、佐藤らtimeleszをはじめ、新しい一歩を踏み出した後輩たちに対して「新しいことに挑戦していてすごいなと思います。それぞれのグループで考えてやっていることですからね。頼もしいです」と目を細めると、佐藤はオーディションの開催を発表した時のことに触れ「その時に光一くんがフォローしてくださって、本当に僕たちはありがたかったです」と大きな決断・発表をして、ファンの反応に不安な気持ちもあった中で、さりげなく後押しをしてくれた大先輩に感謝を込めた。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)