2月11日(木・祝)に公開される映画「交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦」の完成披露試写会が11日、都内で開かれ、出演者の米倉涼子、筧利夫、高知東生、城田優、林丹丹、陣内孝則と、松田秀知監督が舞台あいさつを行った。
本作は、'08年と'09年にテレビ朝日系で放送された連続ドラマの劇場版。警視庁捜査一係特殊犯捜査課(SIT)のネゴシエーター・宇佐木玲子(米倉)が、ハイジャック事件に巧みな交渉術と行動力で立ち向かう。津川雅彦、反町隆史、成宮寛貴、林遣都、柳葉敏郎ら豪華ゲストが出演する。
米倉は「伝えなければいけない魅力がたくさんあってとても緊張しています。北九州空港さんのご協力の下、ドラマ以上のスケールが実現でき、ドラマスタッフが作った映画ですが映画を作っている人たちに負けない作品になったと自負しています」と改まった表情でアピールした。
筧は「主演女優の米倉涼子に恥をかかせられない。不退転の覚悟で映画に臨みました」と大げさな言い方で笑いを誘い、「映画の見どころは米倉さんのアクションシーン。どこまで足が上がるんだというくらい高いところからかかと落としをしていて格好いいんです」とその長い足を絶賛した。
米倉が「ゲストの方は格好いい方ばかりで楽しかったです。レギュラーメンバーもイケメンですけどね」と言うと、陣内は「レギュラーメンバーには冷たかったですよ。反町さんと仲良くしてた」と愚痴をこぼし、会場を笑わせた。
また、各出演者が出身地やゆかりの地に出向き、現地の人たちに映画を見てくれるよう交渉してきた成果を報告。城田が「都内の映画館で前売り券を売ってきました」と自信たっぷりに報告すると、陣内は「ちょっと格好いいからって」とすねて見せ、再び会場を笑わせていた。
2月11日(木・祝)より全国公開