九州を拠点に、全国で活動している5人組のガールズグループ・九州女子翼が、4月15日に、毎月開催している定期公演の東京編となる「九州女子翼定期公演 第七十二片 in TOKYO」を、東京・秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場で開催した。
ワンマン成功後初の東京定期公演
今回は、3月に地元で初めてのワンマンを成功させた後で最初の東京定期公演ということもあってか、メンバーは気合が入りまくりの激しいステージを見せた。成功という果実を手にしてのさらなる成長を感じさせるパフォーマンスで、彼女たちが標榜している、九州の女性の激しさを、まさに体現するライブとなっていた。ここでは三幕構成の中から、彼女たちの持ち歌が存分に楽しめる三幕目「九州女子翼LIVE本編」の模様を紹介したい。
オープニングはもちろんSE「Satellite Parade」なのだが、前述したようにのっけから気合が入りまくりパフォーマンス。個々の歌声はより大きく会場に響くようになり、歌詞の一言一言がより明確に聞き取れるようになるなど、歌唱面での成長・進化を如実に感じられる出来映えになっていた。さらに、斉唱パートでは声の厚みが増し、曲の持つイメージをさらに膨らませ、その世界観の中にダイブしているような感覚を受けるほどになっていた。
新曲2曲が東京で初披露
また、今回は3月の1stワンマンで初披露された新曲2曲が、東京で初めて歌唱された。一つは、グループとして初のタオルぶん回し曲であり、筑田節も全開となったディスコミュージック「心眼でSong!」、もう一つはアンコールやエンディングでの歌唱がぴったりのスローバラード「Dear you」。ともに、グループの持つ雰囲気をより強化してくれるメロディー、歌詞、そしてパフォーマンスが堪能できるものとなっていて、ワンマンの成功を経て、一回り成長した姿を、そして新たなステージへと入っていく彼女たちを表現した曲に仕上がっていた。
さて、九州女子翼の5月の東京遠征は、5月6日(月)~7日(火)と、17日(金)~20日(月)の2回行われる予定で、次回東京定期公演は5月20日(月)となる。