一仁「俺、夏川のこと本気だから。好きだよ」
前回、「俺にキスできる?」と爆弾発言をしてしまった夏川だったが、そんな夏川の態度にも真摯に向き合おうとする一仁にキュンキュンとさせられた。夏川が爆弾発言を謝ると、一仁はこっちこそごめんと謝って「誤解させたかも。俺が言ったのは“キスしたくない”じゃなくて“できない”な?夏川にその気がないのにできねぇだろ」と説明する。まっすぐな瞳で夏川を見つめる一仁の誠実さで心を鷲づかみに。
さらに「俺、夏川のこと本気だから。好きだよ」とどストレートに言い放つ一仁にノックアウトされてしまう。夏川もとまどいながらも心なしか目をウルウルとさせて一生懸命に一仁の気持ちを受け止めようとするようすにこちらもドキドキ。一仁に応えようとテンパってしまった夏川に一仁が顔を近づけると緊張する夏川に、一仁はおでこコツンをして「だからしねぇって」という。一仁の誠意ある優しさは天井知らずだと感動してしまった。
また、ラストのお泊り会ごっこでもキュンシーンが。一仁の要望で子どものときのようにお菓子を食べてボードゲームをした2人。夜ベッドで寝ている夏川の頭を一仁が撫でていると、夏川は寝ぼけて子どもの頃に心音を聞かせたように一仁の頭を抱え込む。小柄な方の夏川が一仁を抱きかかえ、最初は驚いていた一仁も安心したかのようにほほ笑んで抱き返す姿にときめいて萌えの気持ちが胸いっぱいに広がった。
◆構成・文=牧島史佳