ディズニー100年分の“レガシー”がいたるところに登場
映画館では巨大なスクリーンに映し出されたダイナミックな映像やサウンドに浸れることができる一方で、配信で視聴する楽しみ方の一つとして、一時停止することや好きな時に何度も再生できることが挙げられるだろう。公開当時、劇中のありとあらゆるところにちりばめられた、ディズニー作品へのオマージュが話題となったのも記憶に新しいところ。
特にディズニーを代表する人気キャラクターのミッキーマウスが、さまざまなところに“隠れミッキー”として潜んでいるのも実にうれしい遊び心だ。オープニングのシンデレラ城に映る打ち上げ花火をはじめ、アーシャの願いに応えて空から舞い降りた願い星・スターは、ミッキーをオマージュしていたり、王様の書斎に侵入したスターの魔法に触れた羽ペンがミッキーを描き始めたりする演出も登場する。
またアーシャの友達“ティーンズ”たちは「白雪姫」に登場する“七人のこびと”からインスピレーションを受けており、それぞれ性格や服のカラーが似ていることも分かる。
一方でマグニフィコの身の回りには「白雪姫」の魔女(女王)をリスペクトするようなガイコツのアイテムが登場するなど、過去のヴィランも本作でしっかりと悪の魔法をかけている。
この他にも粋な計らいが多く隠されているので、“一時停止”や“巻き戻し”などを利用して探してみるのも良さそうだ。
映画「ウィッシュ」は、ディズニープラスで配信中。
◆文=suzuki
Happinet
発売日: 2024/04/24