BE:FIRST「決まっていた」ドームライブ…2年4カ月で有言実行
「音楽辞めなくて良かったー!」とステージに倒れこむSHUNTO
一人一人が真摯な言葉を吐露したMCタイムは、最年少のRYUHEIから始まった。
RYUHEIが「14歳でオーディションを受ける前、僕は皆さんが思ってるより普通の帰り道を歩いていただけでした。どんな人生を送っても悔いはないと思ってたんですが、皆さんの顔を見て、もっと会いに来てほしいなって思ったし、もっと会いに行きたいって思ってます」と言うと、SHUNTOが「はぁ~!」と大きく息を吐くような声を出し、満面の笑顔で「本当に!音楽辞めなくて良かったー!」と言ってステージに倒れ込んだ。
「俺、音楽始めた時、こんな幸せな気持ちになれるなんて1ミリも思ってなかったよ。ただ漠然と“ドーム”という夢を持ってここまで進んできたけど、このメンバーがいたから、THE FIRSTがあったから、ここにいてくれるBESTYがいるから、今がとんでもなく幸せだと思ってます!マジで!」と叫んだ。
SHUNTOのMCを聞きながら涙を流していたSOTAは「7人が大好きだよー!」と絶叫。「死ぬまで7人で音楽を続けていきます。小学生みたいに突っ走って、いろんな夢を死ぬまで叶え続けたい。最高のBE:FIRSTを輝かせ続けるので、BESTYも存在し続けてください。7人と同じくらい愛してます」と語った。
MANATOは「ドームは夢の一つだったので決まった時はうれしかった。周りからは『早いね』って言われたけど、これぐらいのスパンでドームに行かなきゃ、日高さんがBE:FIRSTを作った意味がないという責任を感じていた。でも、みんながついてきてくれて、この景色を7人で見ることができて悔いはないです」と言って、責任を果たせたことに対して安堵の表情を見せた。
涙を流しながらそれぞれの思いを言葉で紡いでいくメンバー
RYOKIは「俺は幼い頃から芸能界にいて、ずっと一人で孤独に活動してきました。根拠のない自信も根拠のある自信もあって、自信をつけるためにいろいろな努力をしてきた。俳優としてもアーティストとしても一人で大きな場所に立てると思ってたけど違いました!こんな最高の7人に出会えるなんて想定外だった!こいつらがいなかったら僕はいなかったし、みんながいなかったらここに立ててません。この先が見たい人?ついてこい!」と、気合の入った表情を見せた。
LEOは、天を仰いで涙が流れるのを堪えている。言葉を振り絞るようにして「幸せです」と言った後、「仲間がいて日高さんがいて、目の前にBESTYがいて。つらかった日々もあったけど、BE:FIRSTになって、(スタンド席を指差しながら)あの頃あそこに座って見てた夢が今日かないました。世界一幸せです!生んでくれてありがとう!」って言って、頭を垂れて高々と右手を上げた。
JUNONも涙で言葉が出ない。「ここに来る前にたまたまオーディションの3次審査の待ち合わせの場所を通った。そこからまさか3年でドームに来れると思ってなかった。BESTYはもちろん、日高さん、BMSGのスタッフ、関係者の皆さんに支えられたおかげです。まだまだ俺らは先に進みます。『それは奇跡だよ』って言う人がいたとしても、こいつらは必然的にここに立ってるって証明して、BESTYを絶対幸せにするからついてきてください!」と言って、深々とおじぎをした。