吹奏楽に青春を捧げ、全国大会での金賞を目指す高校生たちの姿を描いた「響け!ユーフォニアム」(毎週日曜昼5:00-5:25ほか、NHK Eテレ/NHKプラス・Lemino・ABEMA・ディズニープラス・FODほかで配信)、シリーズの「最終楽章」となるTVシリーズ第3期。新部長に就任した黄前久美子(CV:黒沢ともよ)は3年生に進級し、部員たちとともに高校最後の大会へと臨んでいく。第四回は、サンライズフェスティバルでの出来事をきっかけとして、2年生の月永求(CV:土屋神葉)が抱える家族問題を描いた「きみとのエチュード」。(以下、ネタバレを含みます)
求にスポットライトが当たった第四話
サンライズフェスティバルまであと3日。最後の追い込みとコンクールの練習を並行している吹奏楽部の部員たち。そんなおり、「月永」と苗字で呼ばれた求が、思わず声を荒げる出来事が起こる。その日の帰り道、久しぶりにいっしょに下校した久美子と加藤葉月(CV:朝井彩加)、川島緑輝(CV:豊田萌絵)、高坂麗奈(CV:安済知佳)の4人は、どこか様子のおかしい求について言葉を交わす。そこから分かってきたのは、求は緑輝以外の人を警戒していること、有名な指導者・月永源一郎(CV:江原正士)が、おそらく求の身内であること、そして求が「月永」の苗字で呼ばれることを嫌うのは、そこに何かしらの確執があるのではないかということだった。しかし緑輝は、求の音楽への情熱は本物だと訴え、しばらくは様子見することとなる。
緑輝のことを「師匠」と仰いで慕う一方で、それ以外の人とはほとんど交流のない求。これまでも「月永」と呼ばれて嫌悪感を露わにするシーンは描かれてきたが、今回のように大声で怒鳴るのは珍しく、それだけに久美子たちが心配するのも頷ける。そもそも彼がなぜ「月永」姓を嫌っているのかはまだ明らかになっておらず、吹奏楽部でも謎に包まれたキャラクターのひとりと言えるが、今回そこにスポットライトが当たることとなった。ちなみに久美子たち4人が駅のベンチで横並びに座るのはシリーズ定番のシチュエーションだが、今シーズンではこれが初めて。ファンにとっては、この4人の並びを見るだけでついついホッコリしてしまう。SNSでも「久々の4ショット嬉しい!」、「みんなの座り方かわいいね」などの声があがっていた。
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https://abema.tv/video/title/106-1zxpewrca-r
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https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/sound-euphonium
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https://fod.fujitv.co.jp/title/90of/
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