中島健人がセクゾ脱退後に初ドラマ出演「新人の気持ちで挑むつもり」<しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~>
監修・清水陽平 コメント
ドラマ化!!法律監修に過ぎませんがとてもうれしく思います。
最初に白泉社から問い合わせがあったのは、調べてみたところ2020年3月でした。この問い合わせは、そもそも「ネット関係のことでマンガにできないか」というざっくりとした相談レベルの話で、こんな地味な話がマンガになるだろうか…というのが当時の率直な感想でした。しかし、実際に連載につながり、しかも世の中に受け容れられたことには本当に驚きました。
法律モノのマンガやドラマについては、弁護士からは「そんなのあるわけないだろ!」とか「ここはおかしい!」といった指摘がSNSなどを通じてされることがかなり多いのですが、徹底してリアルに拘りたいという原作の左藤さんの意向から、かなり厳密に法律に沿った内容になっており、幸いなことに(今のところ)そういった指摘は受けていません。
ドラマの方でも法律監修をさせていただくことになりましたが、同業から叩かれないように(笑)、しっかり法律監修をしたいと思います。
ドラマプロデューサー・中川順平 コメント
ネットの「炎上」や「誹謗中傷」が日々世間をにぎわせています。それは時に人の生死に関わることさえあります。
「炎上」はもはや有名人に限ったものではなく、ごく普通の一般人にも起こり得るものです。そんな「炎上」に、もし私たちが巻き込まれたとしたら、いったいどう対処すれば良いのでしょう?本作は、弁護士の主人公が「法律」を武器に、こうした「炎上」に挑みます。
しかしこの武器は、何でも切れる万能の剣ではなく、時に使う側が痛みを感じる、限界を持つものでもあるのです。リーガルドラマは百花繚乱ありますが、ネットトラブルへの対処に特化したものはほとんどありませんでした。本作ではそのリアルな実情を、炎上の「被害者」と「加害者」それぞれが抱えるドラマも含め、時に痛快に、時にビターに描きます。
主人公の弁護士・保田役には、テレ東ドラマ初出演となる中島健人さん。弁護士としては極めて有能。それでいてスイーツとゲームをこよなく愛し、周りの空気を一切読まない主人公像は、「ケンティ」の新たな一面を垣間見せてくれると同時に、ドラマ8枠に新風を吹き込んでくれるに違いありません。新・リーガルドラマ「しょせん他人事ですから」、どうぞお楽しみに!