サスペンスにヒューマンドラマ…様々な要素を含んだ物語に注目
「ラ・ブレア」のすべての始まりとなったシーズン1。本作の脚本・製作を担当したのは、人気犯罪捜査ドラマ「THE MENTALIST/メンタリスト」や「NCIS:ニューオーリンズ」で脚本を務めたデヴィッド・アッペルバウムだ。様々な名作ドラマを生み出してきた人物なだけあって、「ラ・ブレア」もしっかりと作りこまれたストーリーに仕上がっている。
実際に本作は、“平穏な大都会に突如巨大な陥没穴が登場して人々が吸い込まれていく”という非現実的な設定をベースに、巨大穴の正体や、登場人物たちの本音や真相が暴かれていく様子などが描かれており、ヒューマンドラマやサスペンスの要素も絶妙に織り交ぜられている。
また、過去の事故によって酒浸りになり、家族から避けられていたギャヴィンが、息子たちと再会するために立ち上がるシーンは必見。「2人は生きている」「必ず捜し出す」と決意して奮闘する姿からは、家族に対する本気の想いが伝わってきて思わず胸が熱くなる。
その他にも、人気海外ドラマ「LOST」を彷彿とさせるような設定や伏線が随所に散りばめられている点も見どころの一つ。実際に穴に落ちた1人・スコット(ロハン・ミルチャンダニー)が「LOSTの世界?」と呟いていたこともあり、“LOSTファン”が楽しめる要素も満載だ。
予測不能なサバイバルが繰り広げられる「ラ・ブレア」シリーズは、動画配信サービス「Hulu」にて配信中。
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