<ドラマアカデミー賞>助演男優賞は「ブギウギ」草なぎ剛『大きなバトンをもらって、最後スズ子と共にゴールできた』
“いつも頭の中で音楽が鳴っていた”羽鳥善一役で助演男優賞
2024年1~3月放送ドラマを対象に開催した第119回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞の受賞者を発表中。助演男優賞は、連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK総合ほか)の草なぎ剛が受賞した。ブギの女王と呼ばれる歌手・福来スズ子を主人公にした同作。草なぎは、スズ子が師事するジャズが得意な作曲家・羽鳥善一を演じた。視聴者からは、「音楽への情熱故に周囲を振り回す変人ぶり」「スズ子との絆に感動した」との声が多数届いた。
受賞を受けて草なぎは、「ありがとうございます。主演の趣里ちゃんとダブル受賞ですか。うれしいです」と喜びのコメント。演じた羽鳥善一については「音楽が一番優先で、いつも頭の中で音楽が鳴っていた人。やっぱり音楽は楽しいものですから、趣里ちゃんも僕も楽しくなるシーンにと思って、役で遊ばせてもらっていた感じです」と振り返った。
“趣里ちゃんと長い時間を共にして築き上げた時間がつくった大事なシーン”
長年をかけて絆を紡いだスズ子と善一。草なぎは「最後のスズ子の引退に際した場面は、趣里ちゃんと長い時間を共にして築き上げた時間がつくった大事なシーン。スズ子自身、お父さんやお母さん、弟、愛助さんと悲しい別れがたくさんあって、そういう皆さんから大きなバトンをもらって、最後共にゴールできた、そんなイメージで演じていました」と印象的だったシーンを挙げた。
また、「皆さんの応援があって『ブギウギ』を愛していただけたからこそ、僕は最後まで演じられたと思います。これからも皆さんの心をズキズキワクワク動かせるような役に巡り合えるように頑張っていきたいと思います」と、視聴者に向けてメッセージを送った。
※草なぎ剛のなぎは、「弓へんに前の旧字体その下に刀」が正式表記
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