SEVENTEEN、初の東京ドーム公演を含むライブ映像3作品を独占配信中 “SEVENTEENワールド”の魅力に迫る
オンラインコンサート「2021 SEVENTEEN CONCERT [POWER OF LOVE] JAPAN EDITION」
これは、2021年に彼らが展開していた、様々な“愛”を歌うプロジェクト「POWER OF LOVE」の締めくくりとも言えるライブで、コロナ禍の為、無観客オンライン形式で行われた。本公演は、セットリストが一部違う「POWER」と「LOVE」の2バージョンが開催されたが、この「JAPAN EDITION」は、それに加え、そのタイトル通り、日本オリジナル曲や日本語バージョン曲を組み込んだ公演だ。
本来なら、2020年に東京ドームを含む初の4大ドームツアーが予定されていたが、コロナ禍で中止に。メンバーもファンも残念な気持ちを抱えながらコンサートが再び出来る日を待ちわびていた中で、無観客でもやっと実現した公演なだけに、オープニングの「Crush」から溜まっていたパワーが爆発。「SEVENTEENが帰って来た!」と胸が熱くなる。
オンラインの良さは、誰もが最前列気分で楽しめる事。そして、ライブの中継と違い、自分の為に公演をしてくれているような幸せも感じられる。MCでも画面に向かって「CARAT(ファンの名称)ちゃん!」と話しかけ、「久々の日本のコンサートだから、がんばって日本語を練習してきました」と、出来る限り日本語で話してくれるメンバーの気持ちがありがたく、嬉しい。今回、中国でのスケジュールの為に公演に参加できなかったTHE 8(ディエイト)とJUN(ジュン)も中継を通して、日本のファンに元気な姿を見せてくれた。
また、「Home」「Snap Shot」の日本語バージョンをこの公演で初公開し、「日本語で歌うと、新鮮な気持ち」と、メンバーも感慨深げだった。そして、「POWER OF LOVE」プロジェクトの最後を飾る日本オリジナル楽曲「あいのちから」も初披露。歌い終わった後、DK(ドギョム)が「CARATの皆さんは“愛”で、ボクたちの愛の力です」と言えば、S.COUPS(エスクプス)は「これからもボクたちにもCARATにも困難が待ち受けてるだろうけど、自分自身やお互いを愛せば必ず乗り越えられます。ボクは、ボク自身を愛する以上にCARATを愛しています」と、特大の愛のメッセージを送ってくれた。
何度も「早く会いたい」「必ずもうすぐ会える」と口々に言うメンバーたち。ラストは「All My Love」をファンへの感謝の気持ちを込めて歌い、約2時間40分、26曲のコンサートが終了した。
2年半ぶりの来日イベント「SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING ‘HANABI’」
オンラインコンサートから約半年後の2022年5月、「またすぐ会える」と言った彼らの言葉通り、遂に日本で有観客のイベントが実現。約2年半ぶりのCARATとの再会だ。
JAPAN 2ND SINGLE「舞い落ちる花びら(Fallin' Flower)」で、しっとりと幻想的な雰囲気でスタートしたが、その後のMCではやっと直接ファンに会えた喜びや感動でいっぱいのメンバーはハイテンションで自己紹介。当時、声出しがまだ禁止されていた状況だった為、観客は精いっぱいの拍手でリアクションした。
今回のファンミーティングの進行役は、日本のK-POP、韓流ファンから絶大な信頼を寄せられている古家正亨氏。SEVENTEENとは日本デビュー前からの付き合いで、メンバーもリラックス。「思いつきで旅に出る:しっかり計画を立てて旅に出る」「SEVENTEENが居ない都市で1人で暮らす:SEVENTEENしか居ない無人島でメンバーと暮らす」などの2択問題を選ぶ「バランスゲーム」を、お互いの選んだ理由にツッコんだりしながら大ハシャギで楽しんだり、2チームに分かれて、輪投げや射的などのゲームをリレー形式で行い、タイムを競ったり、と、コンサートとは違う姿をたっぷり見せてくれた。
「ファンミーティング」とはなっているが、歌もたっぷり。「CARATちゃん、一緒に行こー!」と、「Together -Japanese ver.-」をステージの端から端まで移動してファンサービスしながら歌ったり、日本のライブでは初披露となる「Left & Right」や「HOME;RUN -Japanese ver.-」、オンラインコンサートの時に「CARATの前で歌いたかった」と言っていた「あいのちから」も。アンコールではトロッコでアリーナ後方まで移動しながら「ひとりじゃない」を歌い、左右や後ろの席のファンたちを喜ばせた。
この2年半、ずっと待ち続けたファンへの感謝と、会えなかった寂しさを埋めようとする彼らの想いが詰まった公演だった。アンコールのMCで、SEUNGKWAN(スングァン)は「実はまだ実感が湧かない」と言っていた。「日本に来て公演できる日が来るんだろうか…」と不安な日々を過ごしていたのに、今、目の前にファンが居る事が夢のようなのだ、と。DINO(ディノ)も、本番前にステージの裏で待機している時、2度目のデビューをするかのように鳥肌が立つほどドキドキしていたそうだ。そして「ボクは透視能力があるから、マスクをしてても皆さんの笑顔が見えました」と言ったJEONGHAN(ジョンハン)は、ファンの笑顔のおかげで安心して楽しくステージができた、と感謝の気持ちを述べた。
止まっていた時間が再び動き出し、これからまたSEVENTEENとCARATの相思相愛の思い出がたくさん作られる…そんな期待で胸がいっぱいになる公演だ。
https://www.hulu.jp/event-seventeen-17
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