SEVENTEEN、初の東京ドーム公演を含むライブ映像3作品を独占配信中 “SEVENTEENワールド”の魅力に迫る
初の東京ドーム公演「2022 SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] JAPAN」
大阪、東京、名古屋の3大ドームで行われた、彼らにとって初のドームツアー。中でも東京ドームは、K-POPアーティストにとって「夢のステージ」で、最終目標に掲げる者も多い特別な会場。SEVENTEENにとっては、2020年の公演予定がコロナ禍で中止になっているだけに、今回の公演には格別な想いがある。公演を行うだけでなく、満席にする事も大きな目標だが、彼らの場合はステージ真横で視野がかなり制限される「ステージサイド体感席」まで完売するほどだった。
ファンにとっても、東京ドーム公演は特別。当時は、まだマスク着用で声出し禁止だったが、ステージに後ろ向きで登場したメンバーが振り返った瞬間、「キャーッ!!」と悲鳴にも近い大きな歓声が響き渡った。本能から沸き上がる声は止めようがないのだ。
「HOT」で始まったコンサートは、オープニングゾーンからダンサーの数、演出、特効すべてがケタ違い。ステージには本物のバイクが何台も走り、火柱が連続して噴きあがる。“カル群舞”と呼ばれる一糸乱れぬシンクロ率の彼らのダンスも、いつも以上にキレ味鋭く、「March」「HIT」と高揚感溢れるナンバーの畳みかけで、一瞬にして“セブチワールド”に引き込んだ。
JOSHUA(ジョシュア)とVERNON(バーノン)の「2 MINUS 1」の他、パフォーマンス、ボーカル、HIPHOP、それぞれのユニットのコーナーもあり、彼らの個々の魅力を存分に堪能した後は、「Mansae」「Left & Right」「VERY NICE」などおなじみの曲連発でさらにヒートアップ。そして、「Dream」「ひとりじゃない」「舞い落ちる花びら(Fallin’Flower)」と、日本オリジナル曲ゾーンが続き、とにかく次々に違った面を披露。息つく暇もないほど夢中にさせる構成で、3時間25分の公演時間があっという間に感じられた。
アンコールのMCでは、13人それぞれが満員の会場を見渡しながら、感無量の表情でドーム公演が実現できた事への想い、そして、夢を現実にしてくれたCARATへの感謝を述べた。彼らはここで満足せず、「次はスタジアムへ」と、さらに大きな目標を掲げた。
早くも新たな夢実現! 大阪、横浜でスタジアムツアー開催
初ドームから1年半の今年5月、「有言実行」で、彼らはスタジアムツアーを開催する。5月18日(土)・19日(日)、大阪・ヤンマースタジアム長居、5月25日(土)・26日(日)、神奈川・日産スタジアムの2会場4公演で、昨年行われた「SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW' TO JAPAN」のアンコールコンサートとなる。日産スタジアムでコンサートを開くK-POP男性グループは、東方神起に続いて2組目だ。
この「SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW' TO JAPAN」の4公演のうち、5月18日(土)の長居、5月25日(土)の日産の計2公演のライブビューイングが決定。全国47都道府県の映画館で開催されるので、遠征できないファンも地元の映画館でライブを体感できるチャンスだ。
本公演では、活動を休止していたS.COUPS(エスクプス)とJEONGHAN(ジョンハン)も復帰し、久々の完全体のステージが見られるのも嬉しいポイント。毎回期待を遥かに上回るステージを見せるSEVENTEENだけに、今回も忘れられない思い出と伝説を作ってくれるに違いない。
◆文=鳥居美保
https://www.hulu.jp/event-seventeen-17
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