歪な関係性の行方を見届けてほしい
――今回関西ローカルということで宣伝にも力を入れているかと思いますが、視聴者からのSNSの反響をどのように感じていらっしゃいますか?
キャストのファン、ドラマ好きの方、原作ファンの方からも、好意的な感想をいただけてほっとしています。オンエアが始まるまでは、第1段階として3人のビジュアルをプッシュしていこう! という方針だったので、情報解禁の際の“脳がバグる美ジュアル”といううたい文句で、まさに期待通りのいい意味で戸惑った反応をたくさんいただけたことがうれしかったです。
そこから放送が始まり「キャスト目当てで見始めたけど、内容自体面白い」と、ストーリーにもハマってくださっているようなお声もいただけるようになって、まさに作品としては理想的な形だと思っています。視聴者の皆様からの感想を見るのが毎日の楽しみなので、後半戦もたくさんSNSでつぶやいていただけたら嬉しいです。
――最後に最終話に向けての見どころと、視聴者へのメッセージをお願いいたします。
家が燃えたり、注射器を刺したり…と、映像的にも衝撃展開が続いた中盤戦を経て、最終話へ向けてここからよりそれぞれのキャラクターの内面に迫る展開となっていきます。詩杏・律子・蓮見、三人ともどこか欠落したところがある人間で、共感できる、まっすぐに応援できる、という王道キャラクターではないかもしれません。ただ、そんな欠けた部分こそが彼らの魅力であり、どこか似た者同士の弱さを共有する3人だからこそ、近づくほど傷つけあうと分かっていても惹かれ合ってしまう最終章になっていると思います。狂気か純愛か、彼らの歪な関係性が行き着く先を最後まで見届けていただけたらと思います。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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