10月7日(土)にスタートする「連続ドラマJ『プリズンホテル』」。BSジャパンとして初めて取り組むゴールデンタイムの連続ドラマ枠で、主演を田中直樹が務める。
原作は浅田次郎の同名小説で、田中はオーナーも従業員も極道だらけという“プリズンホテル”を任されたカタギの支配人・花沢を演じる。また、ホテルのオーナーであり、極道の親分でもある木戸仲蔵役を柄本明。ドラマの顔を務める2人が、インタビューに答えてくれた。
――ドラマへの意気込みをお聞かせ下さい。
田中「BSジャパンで新設されたドラマ枠なので、自分自身、大丈夫なのかという思いはあるんですけども…。BSの枠って大人の方がたくさん見られているイメージなので、そういった方々にたくさん見て頂けたらいいなと思います」
柄本「すみません、割と構えないんですよね(笑)。とにかくうまく行けばいいなと思います」
――意外な温度差が(笑)。役作りや、お互いの印象はありますか?
田中「演じる花沢は、生真面目で、行き過ぎてしまうくらい真面目な人物ですね。特殊なホテルなので戸惑う部分はたくさんありますが、ホテルに泊まりに来た人は立場は関係なくお客様はお客様、と対応しようとするところが“花沢さん”なのかなあ、と思います。
登場人物のほとんどが任侠の世界の人なので、ありえない設定ではありますが、そういったところが面白いですしギャップが出ればいいなと」
柄本「私が演じるオーナーが無理やり連れてきた支配人で…裏側では本当にあるのかもしれないけど(笑)。
田中さんとはほとんど初共演ですが、互いに探り合いながら作品を作っていければと思います。でも、なんだからしいですよね。連れてこられたって感じで(笑)」
――現場の雰囲気はいかがですか?
田中「実際のホテルで撮っているので、なんだか本当に従業員になったような気持ちですね」
柄本「任侠の人が多いですから、暗いですよ(笑)。でも、スタッフも含め全員で真剣に取り組んでいます。今は視聴率だけに左右される時代ではなくなっているので、ドラマが復興していくような機会になればいいですね」
10月7日(土)スタート
毎週土曜夜9:00-9:54
BSジャパンで放送