5年前からYouTubeは“全力投稿”、「時代に感謝」「チャンスの場所」
――この数ヶ月間のバズりヒストリーを振り返ってみると、やっぱりネットの力が大きいですね。TikTokのバズはもちろんですが、オフィシャルYouTubeの動画投稿数が本当にすごいです。
吉川:はい!かなり更新頻度は高いと思います。YouTubeもかなり前から定期的に更新しようっていう感じでやってきてますし。
辻野:TikTok、YouTubeは個人のものもありますし、オフィシャルだけでも宣伝部員さん(ファンの総称)でも追い切れないくらい動画を出しています(笑)。
――ネットの拡散が、超ときめき宣伝部が人気急上昇している理由なんじゃないかと思うんです。皆さんにとってYouTubeとTikTokがどれくらい大事なものなのか、SNSに関してどういう考えを持っているのか聞かせてくれますか。
辻野:SNSやネットの発信はずっと昔からみんなで大切にしていて、ファンの方との交流の場所であり、新しい方に知っていただくチャンスの場所でもあるなって思っているからこそ、更新し続けることによって“きっかけ”を作っていけるんじゃないかと思っていました。
杏:それと、更新頻度が高ければ高いほど目に止まりやすくなると思うので、できるだけ定期的に更新していきたいと思っています。
坂井:ホント、時代に感謝です。昔だったらアイドルで売れるにはテレビに出ることが大切だったけれど、今はTikTokもYouTubeもあるので、テレビ番組にたくさん出られなくても、見て知ってもらえます。そういうチャンスの場としてSNSをとき宣は活用できているのかなって思います。
――テレビの持ち運びは大変ですけれど、スマホとかで見られる身近なツールですからね。
坂井:新しくファンになってくださった方に「YouTubeにたくさんライブ動画が上がっているからライブに行く前に予習しやすい」って言ってもらえたりしますし、「メンバーのことも『ときバロ(※オフィシャルYouTubeのオリジナル番組動画・ときめきバロメーター上昇TV)』のライブ裏のメイキング動画とかで知ることができるからありがたい」とか、現場に行かなくても“とき宣”がどういうグループなのか、中身まで深く知ってもらえるというのは、コロナ禍もあったので大事だったのかなって。
――やはりYouTubeとTikTokでファンを獲得しているんですね。ちなみに、スタッフの方も含めたチームで「TikTok頑張っていこう!」となったのはいつ頃ですか?
小泉:個人のTikTokを開設したのは「すきっ!」がバズってからなので、その頃かな? 「それぞれSNSを始めようか」という話が出て、個人のTikTokやYouTubeチャンネルを開設したり。公式でもYouTubeでライブ映像やメイキング映像を「ときバロ」でもっと積極的に更新するようになりました。コロナ禍になってライブ活動ができないようになってSNSをより更新しようというのがありましたし、「すきっ!」がバズった時にさらにもっと頑張ろう!ってなっていったんです。
坂井:YouTubeに関しては「すきっ!」がバズる前から毎週更新するようにしていて。2019年くらいなので5年前くらいかな?
小泉:うん。
吉川:「ときバロ」で、いろんな企画やってきたよね。ドッキリとか(笑)。
坂井:そういう意味では結成当初からSNSには力を入れていたと思います。結構前ですけど、TikTokよりも前に動画アプリもやってよね?
小泉:やってた! なんだっけ…? Vine?
坂井:そうそう! 6秒動画!!
辻野:やってたねぇ(笑)。あと、私とおはる(小泉)とか、毎日ブログを更新していましたし、ファンの方を大切に思いながら、ファンの方達とネットで繋がれる場所をずっと作り続けてきました。
「TiKToKは大切」なツール
――TikTokの投稿動画に「いいね」を付けたりしていますよね。宣伝部員(ファンの愛称)の人達もメンバーに見てもらいたくて積極的に投稿をして拡散されているようです。TikTokはファンの方や新規ファンとの交流の場という感覚ですか?
辻野:そうですね。ライブがない期間でもつながりを感じられるところですね。
小泉:もちろん、知らない方に知ってもらえるきっかけにもなっていますし、コミュニケーションの場ですね。
――TiKToKが【新規ファン層との接点】で、YouTubeが【とき宣の冠番組】であり、深く知ってもらって、ライブに来てもらえたらもう立派な濃いファンになるわけですね。
辻野:TikTokをきっかけに新しくファンになってくださった方も、YouTubeに動画がたくさんありますし、結構いろんなことをやってきているので見ていて飽きないと思います。
吉川:ファンになって、いろいろ知りたいと思って最初から見たっていう方もいました。
――TikTokもYouTubeもオフィシャルのほかに、個人もやっているので続けるもの大変だと思いますが。
小泉:でも、楽しんでやっていますよ。
坂井:大変なのはYouTubeですね!編集作業がありますから…。
――これまでのトップアイドル像は、冠番組があって、ライブ配信やX(旧Twitter)で情報発信をするイメージでしたが、とき宣はTikTokとYouTubeがアイドル活動の主戦場にもなっている感じですね。
小泉:TikTokは大事です!
坂井:大事だよね。
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発売日: 2024/05/29